「Threads(スレッズ)」と、マーク・ザッカーバーグ Photo: Jaap Arriens/NurPhoto/Shutterstock, Christopher Victorio/imageSPACE/Shutterstock「Threads(スレッズ)」と、マーク・ザッカーバーグ Photo: Jaap Arriens/NurPhoto/Shutterstock, Christopher Victorio/imageSPACE/Shutterstock

マーク・ザッカーバーグが、10年以上ぶりにツイッターを更新。リリースされたばかりの自社のアプリをPRし話題となっている。

SNS大手フェイスブックの創始者で、インスタグラムなどを手がけるIT大手メタ(Meta)社のCEOマーク・ザッカーバーグが、7月6日(木)、2012年1月以来なんと10年以上ぶりにツイッターを更新。2人のスパイダーマンがお互いを指さすネタ画像を投稿した。このツイートは1万1000件以上リツイートされた上、7万件近くの「いいね」が寄せられている。

この日、メタ社はインスタグラムから派生したテキストベースの共有アプリ「Threads(スレッズ)」をリリース。今回のマークのツイートの意図は明らかになっていないが、「Threads」は「二代目ツイッター」とも呼ばれ、大きな注目を集めていることから、スパイダーマンがお互いを指さし「お前がニセモノだ」と言い合っているかのような画像を投稿することで、自社の新アプリをアピールしたかったのかもしれない。

また、米X(元ツイッター社)のイーロン・マスクは先月下旬、マーク・ザッカーバーグに向け、「ケージマッチの準備はできているよ。彼が乗り気ならね」と格闘技マッチを申し込み話題に。それに対しマークは「対戦の場所を教えて」と返信し、対戦に前向きであるという意思を示した。今回、マークがあえてツイッター上でThreadsのことを宣伝したのは、イーロンへの挑発も込められているのかもしれない。

メタ社はThreadsのリリースにあたり、「インスタグラムがもっとも得意とすることをテキストの分野に拡大しました。アイデアを表現するための、ポジティブでクリエイティブな空間をこちらでも作り出すとことができます」とし、「インスタグラムでフォローしている人を含め、同じ興味を持つ友人やクリエイターをフォローし、つながることができます」と説明している。

Threadsはインスタグラムのアカウントを持っていればすぐに利用可能であることから、その手軽さが受け、リリースから24時間を待たずに、世界の登録者数が3000万人を超える勢いを見せている。