「Threads(スレッズ)」 Photo: Jaap Arriens/NurPhoto/Shutterstock
ツイッターのライバルとして誕生した最新アプリ「Threads(スレッズ)」がついにリリースされた。当初は現地時間7月6日(木)公開の予定だったが、1日早く導入されたようだ。
インスタグラムなどを手がけるIT大手メタ(Meta)社は、このアプリのリリースにあたり、「Threadsのビジョンは、インスタグラムがもっとも得意とするものをテキストの分野に拡大し、あなたのアイデアを表現するためのポジティブでクリエイティブな空間を創造することです」と発表。「インスタグラムと同じように、Threadsを使えば、インスタグラムをフォローしている人やそれ以外の人も含め、同じ興味を持つ友達やクリエイターをフォローし、つながることができることができます。そして、私たちがすでに提供している安全性とユーザーコントロールをこちらでも利用していただくことができるのです」とアピールしている。
Threadsはインスタグラムから派生した新しいアプリで、テキストベースのプラットフォームとなっている。自身の近況を報告したり、多くの人を巻き込んだ会話に参加したりすることができ、既存のSNS「ツイッター」とよく似ていることから、「二代目ツイッター」として大きな注目を集める存在だ。インスタグラムのアカウントを持っていればすぐにでも利用可能。最大文字数は500(ツイッターは140)で、最大5分の動画(ツイッターは2分30秒)、最大10枚(ツイッターは4枚)の写真、さらにリンクを添えることができる。
リリースから24時間を待たずに、世界の登録者数が3000万人を超えたThreads。メタ社CEOのマーク・ザッカーバーグやジェニファー・ロペス、トム・ブレイディといったセレブが続々と参加しており、今後もその勢いが衰(おとろ)えることはなさそうだ。