「蓆」の読み方をご存じでしょうか?

チラッと見て「せき」と読んでしまった方はよく見て下さい。

「席」に草冠がついていますよね…

さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?

「蓆」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字
  2. イグサなどを編んで作った敷物のこと
  3. 「針の〇〇〇」という慣用句があります

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「蓆」の読み方!正解は!?

正解は「むしろ」です!

「蓆(むしろ)」とは、藁(わら)やイグサなどを編んで作った敷物のこと。

また、風流な会合の席を「蓆」と呼ぶ場合もあります。

「むしろ」の漢字表記には「蓆」の他に、「筵」「莚」「席」があり、いずれも同じ読み方が可能です。

一般には「筵」という字がよく使われていますね。

ヒントで紹介した「針の蓆」とは「まるで針の蓆に座っているかのようにいたたまれない」という意味を示す慣用句。

たとえば「私のミスで部署の皆に迷惑をかけてしまい、まるで針の蓆に座っているようだった」のように使います。