本日の難読漢字クイズは…

「微温火」です!

あなたは何と読みますか?

「微温火」の読み方のヒントは?

1.「微温火」をひらがなにすると3文字になります。

2.おいしい煮物のコツは「微温火」でじっくり調理すること。

3.『箱火鉢には、微温火に大きな土瓶が掛かっている』森鷗外「ヰタ・セクスアリス」より引用

正解は…

正解は「ぬるび」でした!

「微温火」とは、火力の弱い炎のこと。

盪火(とろび)とも言いますね。

何となくイメージだけで調節することの多い「火加減」ですが、ガスコンロの場合は以下の火力を目安にすればいいそうです。

強火:炎がなべ底に沿って広がっている状態

中火:炎の先がなべ底に触れている状態

弱火:炎の先がなべ底に振れていない状態

微温火(とろ火):炎が消えないギリギリの状態

IHヒーターの場合は、温度設定140度、最小120Wくらいが「微温火」に相当しますよ。

「微温火」と弱火は違う点に注意しましょう!

「微温(ぬる)」を使った日本語

微温湯(ぬるまゆ):ぬるいお湯、または刺激や緊張のない環境や生活

微温(ぬるま):ぬるいこと

微温む(ぬるむ):少しだけ暖かくなること、暑さや熱さが冷めること

微温燗(ぬるかん):お酒をやや温めた状態