ブルガズ島(ブルガズアダ)
ブルガズ島はビュユク島、ヘイベリ島に続いてプリンセス諸島の中で三番目に大きな島です。ブルガズという名前はその昔、この島に築かれた砦の名のギリシア語に由来していると考えられています。歴史的にはギリシア人が住まったのち、オスマン帝国時代になるとユダヤ人もここに定住しました。教会やモスクが肩を寄せるように並んでいる様子は、この島に住まった様々な宗教的背景をもった人々の歴史を物語っています。埠頭付近には飲食店もありますが、そこから5分も歩けば住宅街になっています。生い茂った緑の香りを感じながら、どこかノスタルジックな町並みを散策してみてください。
プリンセス諸島へのアクセス方法
イスタンブール本土から出ている船に乗ってアクセスできます。イスタンブールのヨーロッパ側からであればカバタシュとエミノニュから、アジア側からであればカドキョイとボスタンジュからアクセスできます。乗船するにはイスタンブールカード(イスタンブールで使うIC交通カード)が必要です。
イスタンブールカードについてはこちらの記事をご覧ください。
おわりに
プリンセス諸島は特に6~10月に観光シーズンのピークを迎えます。ブーゲンビリアをはじめとする色とりどりの植物が島を美しく彩ります。ぜひこの時期に合わせてノスタルジックな散策を楽しんでみてくださいね!