アーノルド・シュワルツェネッガーと、ジョセフ・バエナアーノルド・シュワルツェネッガーと、ジョセフ・バエナ

ジョセフ・バエナが主演・監督をつとめた最新作には、父親へのオマージュが含まれているようだ。

俳優のジョセフ・バエナといえば、アクション俳優アーノルド・シュワルツェネッガーを父に持つことで知られている。TMZはこのたび、そんな彼の最新作『Called to Duty(原題)』の一部映像を入手。するとこの中に、アーノルド・シュワルツェネッガー主演の映画『ターミネーター』に登場する、あの名ゼリフが含まれていたことがわかった。

1984年に公開された映画『ターミネーター』には、シュワルツェネッガー演じるT-800が、警察署窓口で「I'll be back(また戻ってくる)」と発する場面がある。このセリフはシュワルツェネッガーの代名詞となり、シリーズ内でたびたび登場した。

そんな「I'll be back」を、バエナは自身の作品に登場させた。作品内には、バエナ演じる海軍パイロットが、仲間に対し「1984年、史上最高の名セリフを残した俳優がいた。I'll be back(また戻ってくる)」と言って戦闘機を操縦し、戦場に向かうシーンがある。

『Called to Duty』は、最高のパイロットであるアンドリュー・ハリス中尉(演:バエナ)と女性パイロットチームが、他国によるミサイル攻撃の脅威にさらされたアメリカを守るべく立ち上がる物語。

シュワルツェネッガーと愛人の間に生まれ、「隠し子」とされたバエナは、13歳になるまでその存在が知られていなかった。いまでこそ、その関係は良好だが、ここに至るまでには長い時間がかかったという。それでもバエナは、ジムでトレーニングを重ねたり、アクション映画に挑戦したりするなど、着実に父の足跡をたどっているようだ。