後任争いが勃発しそうなのは『情報7daysニュースキャスター』に限らない。新井アナは現在、テレビ朝日系『グッド!モーニング』の総合司会を担当し、TBS系『所さんお届けモノです!』やテレビ東京系『ナゼそこ?』などのレギュラーも務めている。中でも朝の帯番組である『グッド!モーニング』を降板するとなれば、後任をめぐって激しい争いが起こるのは必至だろう。
『グッド!モーニング』は、前身番組『やじうまテレビ!』時代から司会を長年務めていた同局の松尾由美子アナが妊娠をきっかけに2020年3月に卒業し、その代わりとしてスポーツ・エンタメコーナーを担当していた新井アナが新MCに“昇格”したという経緯がある。
その前例にならうと、後任は共演者から選ばれる可能性が高く、同じセント・フォース所属で交通情報や気象情報などを担当している森千晴アナあたりが有力に思えるが、森アナは大学を卒業したばかりで総合司会を務めるにはキャリアが浅い。こちらもセント・フォースに限らず、番組キャスターを務める住田紗里アナやエンタメ担当の山本雪乃アナら、テレ朝の局アナから抜擢されることもありそうだ。
新井アナは別格の人気を誇るフリーアナなので、番組によっては「卒業せず、代役を立てて産休・育休後に復帰する」というケースも考えられるが、こうした状況では降板となる場合が圧倒的に多い。いずれにしても、フリーアナの頂点に君臨していた新井アナの一時離脱によって、アナウンサー界に地殻変動が起きる可能性がありそうだ。