アンバー・ハードアンバー・ハード

アンバー・ハードが、現在の心境を語っている。

昨年、元夫で俳優のジョニー・デップから起こされた名誉毀損裁判に敗訴し、すっかり表舞台から離れていた女優のアンバー・ハード。判決から約1年が経ち、最新作『In the Fire(原題)』のPRのためDeadlineのインタビューに登場した彼女は、逆境によって自身のキャリアが決定されてしまうようなことは望まないと明かした。

インタビューにて、逆境にあることが自身にとってプラスになったかとたずねられたアンバーは、「私はただ、映画を作って、女優として評価されたいだけ」と述べ、「見世物になるために、女優をしていたいわけじゃないの」と続けた。

また、今回の映画『In the Fire』が、女優としてのキャリアを確立させるための第一歩であることを認めたアンバーは、そのために必要なことは「自己管理」だと語った。

「自分の口から発せられるものは、そのほとんどが自分でコントロールできる」と切り出したアンバーは、「私がコントロールできないのは、このプロジェクトに対する私のプライドと、この映画に注ぎ込まれたもの全てが、雑音で囲まれてしまうこと。これは、私が学ばなければならなかった大きなことで、他人が作り出した私の物語を、私自身がコントロールできるわけがないの。これに関しては、むしろ気づかせてもらえたことに感謝してる」と付け加えている。

そして、表舞台に復帰するにあたり、過去のスキャンダルを掘り返されたくないとしたアンバーは、「私は女優なの。私は映画を作り上げるためにここにいるのであって、それは誰かに後ろ指をさされるようなことではない」と、今後のキャリアへの強い思いを語った。