「啐啄同時」

啐啄同時(そったくどうじ):師匠と弟子の呼吸がぴたりと合う禅宗の禅語

同じ意味合いで、啐啄の機(そったくのき)、啐啄同期/啐啄同機(そったくどうき)、ともいいます。

教育業界では、教師や保護者と子どもの関係に例えて用いるケースが多いでしょう。スポーツ業界ではコーチと選手の関係に用いられます。

部下の指導をする際は心がけたいですね!

最後はこの漢字!「狒狒」

「狒狒」の読み方をご存じでしょうか?

「煮沸(しゃふつ)」の「ふつ」に似ていますが「ふつふつ」と読むのはもちろん間違いです。

「狒」はよく見るとケモノ編なので、動物に関係のある言葉のようですが…

さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?

「狒狒」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇」の2文字
  2. 動物園でお馴染みの大型の猿です
  3. 大猿のような妖怪のことを「狒狒」といいます

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「狒狒」の読み方!正解は!?

正解は「ヒヒ」です!

「狒狒(ヒヒ)」とは、オナガザル科のヒヒ属とゲラダヒヒ族の哺乳類の総称になります。

猿の中では大型で、鼻と口が突出した顔が特徴です。

動物園のマントヒヒやマンドリルなどは有名ですね。

ヒントにも示したように「狒狒」とはそもそも猿を大きくしたような妖怪の名前で、年老いた猿が妖力を得ると「狒狒」と呼ばれる妖怪になると言われていたとか。

また、中年以降の好色な男性を「狒狒爺(ひひじい)」「狒狒親父(ひひおやじ)」などと呼ぶ場合もあります。