今回は「霊璽」「際わる」「紅蓮」です。

見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。

あなたは全部読めますか?

1問目はこの漢字から!「霊璽」

「霊璽」の読み方をご存じでしょうか?

「霊」は、幽霊や霊園などでお馴染みの「れい」ですね。

では「璽」という漢字は何と読むでしょう?

雨という字に似ていますが「れいう」や「れいあめ」と読むのは間違い。

さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?

「霊璽」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字
  2. 神道において、仏壇の位牌にあたるもの
  3. 御霊代(みたましろ)とも呼ばれる

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「霊璽」の読み方!正解は!?

正解は「れいじ」です!

「璽」は普段見かけない漢字ですが、なんと常用漢字に入っており「天皇の印」などの意味を持ちます。

「霊璽」は神道によって故人を家庭内で供養する際に御霊をうつす依代(よりしろ)のことで、仏壇の位牌に相当するものです。

位牌には戒名を入れますが、霊璽にも「霊号」という文字入れが行われ、霊号は性別や年齢、身分などによって異なり、仏教の位牌と同じような流れで作られます。

2問目はこの漢字!「際わる」

「際わる」の読み方をご存じでしょうか?

「際」は「国際(こくさい)」や「交際(こうさい)」の「際(さい)」ですが、「さいわる」と読むのは間違いです。

それでは一体なんと読めばよいか…

さて、あなたには正解がわかりますか?

「際わる」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇わる」の4文字です
  2. 付き合ったり、互いに行き来したりすること
  3. 「同じ市内の高校生同士が学園祭で際わった」などと使います

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「際わる」の読み方!正解は!?

正解は「まじわる」です!

「際(まじ)わる」は常用漢字表にない表外読みになりますが、「国際」「交際」などの熟語に「際」の字が使われている意味がわかるかと思います。

「国際」は、国同士がまじわるという意味で、「交際」は、まじわるという意味を持つ「交」と「際」を重ねた言葉ですね。

「まじわる」と読める漢字は数多くあり「爻わる、参わる、叁わる、接わる」なども「まじわる」と読むことができます。