マドンナマドンナ

マドンナの家族は、彼女のニュースを聞いて最悪の事態を覚悟したそうだ。

6月24日(土)、人気歌手のマドンナが、ニューヨークの自宅で意識不明の状態で発見され、ICU(集中治療室)に救急搬送された。28日(水)、マネージャーからの発表で明らかになったこのニュースは、世界中に衝撃を与えている。

そんな中、マドンナの親族がDaily Mail紙のインタビューに応じ、その心境を語った。

「ここ数日、この事態がどちらに転ぶのか、だれにもわからなかった。彼女の家族は、最悪の事態に備えていたんだ」と述べたこの人物は、「だれもが彼女を失うかもしれないと思っていた。それほど現実的な状況だったんだ」と続けた。

マドンナは一時ICU(集中治療室)に入院していたが、28日(水)に一般病棟に移った。そしてこの日、長年にわたってマドンナのマネージャーをつとめているガイ・オセアリーがインスタグラムを更新。彼女が深刻な状況にあったことを初めて世間に公表した。ガイ・オセアリーは投稿の中で、マドンナが「深刻な細菌感染症を発症した」ことにより、入院したと報告。現在は回復傾向にあるものの、ツアーを含めた活動を一時休止すると発表した。

マドンナがどのような細菌に感染したのか、またその原因については明らかにされていないものの、彼女の親族は、彼女の極端なスケジュールによるものだったのではないかと考えているという。親族によると、マドンナはデビュー40周年を記念した「セレブレーション・ツアー」を前に、週6日、12時間のリハーサルを数週間にわたって行っていたというのだ。

北米とヨーロッパをめぐるこのツアーは、7月15日にカナダ・バンクーバーからスタートする予定だったが、今回の件を受け、延期が決定している。

マドンナの親族は、「これで、彼女も本当に目が覚めただろう」と述べると、「彼女の年齢から考えて、健康的な生活を送っているとは言えなかった。特にここ数ヶ月、体をすり減らしてたからね。彼女はまだ、自分が若いと思っているんだ。それに、自分が無敵だと思っている」と付け加えた。