スキミング被害に遭ったら

万が一スキミング被害に遭ってしまったら、すぐにクレジットカード会社に連絡しましょう。クレジットカード会社に連絡することで、不正利用をストップさせることができます。また、電子マネーについてもサービスを提供している会社に連絡を入れて、IDのロックや凍結を依頼しましょう。

明細書をチェックしてスキミングされていないか確認しよう

スキミングは手口が巧妙化しており、非接触式のスキマーが用いられるケースもあります。知らないうちに非接触で情報が抜き取られないよう注意するとともに、被害を最小限に食い止めるために、日ごろから明細書をチェックするようにしましょう。

文・幸谷泰造
弁護士。東京大学大学院情報理工学系研究科コンピュータ科学専攻、成蹊大学法科大学院卒業。ソニー(株)の知的財産部で国内外の特許関連業務を担当。その後、弁護士として特許訴訟や無効審判等の係争業務をはじめ、技術系企業の契約関連業務、知的財産デューディリジェンス、知的財産コンサルティングなど、知的財産やIT関連法務に数多く従事。