「お金持ちになれば好きなだけお金を使える」と思っている人は多いかもしれません。しかし、本当のお金持ちの中には節約に取り組み、収入や資産額に比べてはるかに少ないお金で生活している人もいます。質素倹約を心掛け、無駄なお金を使わないからこそお金が貯まるのです。
では、富裕層が実践している節約ポイントはどこにあるのでしょうか。お金持ちの習慣を見習って、あなたも節約に取り組んでみませんか。
生命保険は最低限しか入らない
生命保険は、契約者が死亡した場合に保険金が支払われるため、家族の生活保障として有効です。しかし、加入しすぎると保険料が高くなり、家計を圧迫してしまいます。お金持ちは生命保険を最低限にすることで、保険料の負担を抑えています。
生命保険は、あくまでも万一のときに備えて加入するものです。また、国民年金や厚生年金に加入していれば遺族年金を受け取れます。自分が亡くなっても残された家族が生活していけるだけの貯金があるなら、「生命保険に入らない」という選択肢もあるでしょう。
生命保険は長期にわたって保険料を払うので、見直すと大きな節約効果を得られます。無理なく節約するために、生命保険に入り過ぎていないかチェックしてみましょう。
コンビニで買い物をしない
日々忙しい人に特に多いのが、コンビニでのついで買いです。コンビニでの買い物は便利なぶん、やや割高に販売されています。お弁当だけを買うつもりが飲み物やお菓子、雑誌や日用品など、あれもこれもと買ってしまう人は少なくないようです。
時間の節約にはなるかもしれませんが、浪費につながってしまっては本末転倒です。コンビニは小規模な店舗ながらも、期間限定品など魅力的な新商品にあふれています。300円程度の買い物でも、1ヵ月間毎日となれば約1万円の出費になる場合もあります。たとえ少額商品でも本当に今必要なものか、よく考えて購入するようにしましょう。