夜景スポットとしてもおすすめの長崎県美術館や、大小さまざまな大きさの地獄を見学できる雲仙地獄、佐世保随一の展望公園・展海峰など、長崎にある入場無料のおすすめ観光・おでかけスポットをご紹介します。

1.長崎県美術館

「長崎水辺の森公園」に佇む美術館。建物は隈研吾氏の設計によるもので、運河を挟んで建つ美術館棟とギャラリー棟の2つの建物を「橋の回廊」がつないでいます。

展示室内の見学は有料ですが、そのほか施設内は無料で利用できます。特に女神大橋や稲佐山をはじめ、長崎港を一望する景色が楽しめる屋上庭園がおすすめ。20時までオープンしているので、ライトアップされた美術館とあわせて夜景も楽しむことができます。

2.雲仙地獄

photo by miiiiiiさん

白い温泉余土が積もり硫黄臭のする湯けむりをふき出す「雲仙地獄」には、大小さまざまな大きさの地獄が30か所ほどあります。散策路が整備されており無料で立ち入ることが可能。

photo by おもち侍さん

雲仙地獄足蒸しや、地獄の蒸気を使って蒸しあげた”地獄たまご”をいただける「雲仙地獄茶屋」があり、見るだけでなく、地獄を体感できるスポットになっています。

3.展海峰

photo by ellaさん

大小さまざまな九十九島がパノラマで眺められる、佐世保随一の展望公園。園内は無料で自由に散策が可能です。標高165mの小高い丘にあり、青い海と緑の島々のコントラストの美しさを体感できます。敷地内には、春は15万株の菜の花、秋は15万株のコスモスが咲き誇り、花の名所としても知られています。

4.浦上天主堂

photo by きぬこさん

弾圧で苦しんだ浦上教徒が築いた教会。30年の歳月をかけて大正14年(1925年)に完成し、当時は東洋一の大きさを誇る大聖堂でしたが、原爆投下によりほぼ全壊。現在の天主堂は昭和34年(1959年)に再建されたもので、遺壁の一部は原爆落下中心地に移設展示されています。

当時の姿に似せたレンガ造りが印象的で、中のステンドグラスも素敵です。建物内も含めて無料で見学が可能ですが、神聖な祈りの場所ですのでマナーを守って見学しましょう。