ライアン・レイノルズ
ライアン・レイノルズが、F1界に熱視線を送っている。
このたびF1の公式ウェブサイトは、俳優のライアン・レイノルズが、自身の投資会社「マキシマム・エフォート・インベストメンツ」を通して、F1チーム「アルピーヌ」の株式を購入したことを発表した。
同ウェブサイトによると、アルピーヌは「F1のトップチームとの差を縮めるための出資者を探していた」のだという。
ライアンのほか、ロブ・マケルヘニー、マイケル・B・ジョーダンらがオトロ・キャピタルとレッドバード・キャピタル・パートナーズとともに、約2億ユーロ(約312億円)を投資し、アルピーヌF1チームを運営するアルピーヌ・レーシング・リミテッドの株式24%を取得したとされている。
アルピーヌは、株式の売却を受け、「メディア、スポンサーシップ、チケット販売、ホスピタリティ、商業ライセンスの管理、ライセンス供与、マーチャンダイジング戦略など、スポーツ業界における投資家グループの総合的な専門知識と実績から恩恵を受け、付加価値を創造し、あらたな成長手段を引き出したいと考えています」と声明を発表している。
今回の資金調達を受けて、アルピーヌの評価額は約9億ドル(約1289億円)となった。
マキシマム・エフォート・インベストメンツの共同創設者であるジェームズ・トーニーはVariety誌に対し、「マキシマム・エフォート・インベストメンツは、ストーリーテリング(物語を伝えること)によって価値を引き出すことに重点を置いており、アルピーヌ・レーシングには未開拓の大きな可能性があると信じている。私たちは、このすばらしいチームに光を当てる手助けをしたいと考えています」と述べている。
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