キャサリン妃 Photo: Tim Rooke/Shutterstockキャサリン妃 Photo: Tim Rooke/Shutterstock

キャサリン皇太子妃には、故エリザベス女王から引き継がれた、ある「ファッションのルール」があるようだ。

ここ数カ月、ウィリアム皇太子の妻キャサリン妃は、鮮やかな赤や黄色など、大胆なカラーのファッションを選んで身に付ける傾向にある。

キャサリン妃 Photo: Tim Rooke/Shutterstock

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ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃夫妻 Photo: Paul Grover/WPA/Shutterstock

ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃夫妻 Photo: Paul Grover/WPA/Shutterstock

「チェルシー・フラワーショー」を訪問したキャサリン妃 Photo: Hyde News and Pictures/Shutterstock

「チェルシー・フラワーショー」を訪問したキャサリン妃 Photo: Hyde News and Pictures/Shutterstock

The Mirror紙によると、これは、昨年9月にこの世を去ったエリザベス女王のルールによるものだという。

エリザベス女王の三男エドワード王子の妻エディンバラ公爵夫人ソフィー妃は、2016年に公開されたドキュメンタリー映画『The Queen at 90』の中で、女王があえて鮮やかな色を選んでいた理由を説明している。

「人々が、『私は女王をこの目で見た』と言えるように、あえて目立つ格好をしているのです」と述べたソフィー妃は、女王の周りにはつねに多くの人々が集まることから、「女王が通り過ぎるときに、女王の帽子だけでも『見た』と言えるようにしたい」との市民の要望を受けて、女王がこのルールを取り入れたと明かした。

なお、The Daily Beast紙によると、エリザベス女王は生前、「私はベージュを着られません。なぜなら、そうすると誰も私だと気づけなくなるからです」と語っていたという。

そんなエリザベス女王のルールを引き継いでか、キャサリン妃は6月23日(金)、イギリス王室主催の競馬「ロイヤルアスコット」に、アレキサンダー・マックイーンが手がけた鮮やかな赤のドレスと、同じく赤色の大きな帽子をかぶって登場。ハイヒールも赤で統一し、ゴールドと真鍮(しんちゅう)の大ぶりなイヤリングを合わせた。

昨年までは、どちらかというと落ち着いた色味のドレスで参加していたキャサリン妃。今月初めにも明るいエメラルドグリーンのコーディネートを披露しており、今後もそのファッションに大きな注目が集まりそうだ。