一方、中丸のテンションがノリノリなのだ。実は、彼は都市伝説大好き人間。「うちの親父はUFOの中に入ったことがある」というネタまで持つ、好き者だったりする。
つまり、“UFOの里”中継は、いわば中丸案件なのだ。公私混同に近い。UFO好きの彼からすれば当然、今回は一味違う取材になるわけだ。
そんなノリノリの中丸の前に現れたのは、同町にあるUFO研究所の阿曽隆一さん。彼もまた、変わり者のようだ。中丸を出迎えるその格好だが、「NO UFO, NO LIFE」と書かれたTシャツを得意げに着ている。なんなの、そのジワるデザインは。
さっそく、阿曽さんはぶっ込んだ。中丸に対し、空飛ぶUFOを捉えた動画を見せてくれたのだ。遠くの空で、光の点がふらふら浮いている映像だ。この動画を受け、スタジオのレギュラー陣がざわつく。
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