ジャスティン・ビーバーと、ルイ・トムリンソン Photo: @justinbieber / Instagram, Ken McKay/ITV/Shutterstock
新型コロナウイルスのパンデミックが落ち着きを見せはじめ、音楽フェスやコンサートツアーが復活しつつある2023年。
たくさんのアーティストが次々とツアーの開催を発表しているが、無事に当日を迎えるとは限らない。
アーティスト本人の体調不良や、会場側の都合など、コンサートがキャンセルになってしまうことはめずらしくない。
2023年に開催されるツアーのうち、現時点で中止が発表されているものとその理由をjustjared.comがまとめている。
ジャスティン・ビーバー
顔面神経麻痺などの症状をともなうラムゼイ・ハント症候群であると公表したジャスティン・ビーバーは、昨年ツアーを延期することを発表。そして3月はじめ、ドクターストップがかかり、「Justice World Tour」の残りの全日程をキャンセルすることを発表した。
オジー・オズボーン
ロック界の伝説的存在であるオジー・オズボーンは今年2月、パーキンソン病との闘いの中、2023年の残りのツアー日程をすべてキャンセルした。
オジーは声明の中で「これまでずっと辛抱強くチケットを持ち続けてくれた皆さんの姿に、正直、謙虚な気持ちでいっぱいです。良心の呵責に苛まれながらも、私はヨーロッパ/イギリス・ツアーの日程をこなすことは物理的に不可能だと悟りました」とファンに謝罪した。
オーヴィル・ペック
カナダを拠点に活動するカントリーミュージシャンのオーヴィル・ペックは、6月21日、心身の健康を理由に今後の公演をすべてキャンセルすることを発表。「これまででもっともむずかしい決断の一つ」と述べた。
ルイ・トムリンソン
4月11日、「不測の事態」を理由にワールドツアー「Faith in the Future World Tour」のアジアツアーをキャンセルした。
公式ウェブサイトにてルイ・トムリンソンは、「不測の事態と、私たちにはどうにもできない理由により、残念ながら2023年4月のアジアツアーは開催されないこととなりました」と発表している。
ゴードン・ライトフット
カナダのフォークミュージシャン、ゴードン・ライトフットは健康上の理由により、年内に予定されていた残りのアメリカ・カナダでのコンサート日程をキャンセルしている。
ゴードンのスタッフは発表した声明の中で、「彼は現在、健康に関するいくつかの問題を抱えており、現時点で再調整後の新たな日程をお伝えすることができません」とつづっている。