「鳴禽」の読み方をご存じですか?

「禽」という字は「家禽」「猛禽類」などで使うことがありますが「なりきん」とは読みません。

それでは、いったい何と読むのでしょうか?

「鳴禽」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「○○きん」の4文字
  2. 読みです
  3. 鳥の種類です

以上の3つのヒントから考えてみてください。

「鳴禽」の読み方、正解は・・・


正解は

「めいきん」

です!

「鳴」は「鳥や獣がなく」という意味で、「禽」は「鳥類の総称」という意味があります。漢字の意味合いでは「鳴く鳥」ということになりますが、実際は「良い声で鳴く鳥」のことをあらわすことが多い言葉です。

鳥の中でもさえずるのが得意なスズメ目スズメ亜目の総称が「鳴禽類(めいきんるい)」とされています。スズメはもちろん、ヒバリやウグイス、カラスも属しているそうです。英語ではそのまま「ソングバード」と呼ばれています。

鳴禽の声は最初から美しい?

鳴き声が美しい鳥というとウグイスを思い浮かべますが、ウグイスの特徴的な鳴き声「ホーホケキョ」に結構上手下手があることはご存じですか?

実は鳴禽類が美しい鳴き声を得るためには、人間の子どもが言葉を覚えることと同じような学習過程をたどる、ということが研究されているそうです。

美しい声の鳥と人間の意外な共通点と一緒に「鳴禽」の読み方も是非覚えてくださいね。