ブッキングする球団側は、テレビやスポーツ紙で確実に取り上げられる名の知れたタレントを奪い合う。そのため、無理やりすぎる人選で失敗するケースも増えているとか。

「2019年、イメージキャラクターを務める食品会社のPRで登場した鈴木奈々の始球式が大炎上したことは有名。当日は、マスコミも多かったので鈴木はサービス精神でネタを披露したが、試合を遅らせたとして大ブーイングを受けることに。最近でも、女優の松本まりかが6月4日に東京ドームで行われた試合で始球式に登場。サブマリン投法を披露してマスコミに取り上げられました。ただこの始球式では、マウンドを足で荒らしたことや、ロジンバックを使ったことにSNSでプロ野球ファンから批判が起きた。サブマリン投法が気に入らないファンも多かったようで、プチ炎上したんです(苦笑)」(同上)

 プロスポーツの中でも、特にうるさ型のファンが多いことで知られるプロ野球。Twitterを中心としたSNSが発展したことで、こういったファンからの“苦情”が目立つようになっている。

 ここ最近では、始球式を務めるタレントのファンにまで物申すプロ野球ファンもいる始末だ。