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リアーナが、「サヴェージXフェンティ」(Savage X Fenty)のCEOを退任することがわかった。

Vogue Businessが報じたところによると、シンガーであり実業家でもあるリアーナは、2018年に自身が立ち上げたランジェリーブランド「サヴェージXフェンティ」のCEOを退き、かつてアパレル企業「アンソロポロジー・グループ」でCEOをつとめていたヒラリー・スーパーにその座を譲ることにしたという。

この交代は6月26日(月)より実施される。

リアーナは発表した声明の中で、「この5年間、『サヴェージXフェンティ』のビジョンが業界に信じられないような大きな影響を与えるのを目にしてきました。とてもすばらしいことです」と述べ、「これは私たちにとって始まりに過ぎません。今後もつねに、消費者と繋がる方法をつねに持ちながら、拡大を続けていくつもりです。そしてこのたび、新CEOとしてヒラリー・スーパーを迎えることに、とても感謝しています。彼女は強力なリーダーであり、すでに、ビジネスをさらに高いレベルに引き上げることに全力で取り組んでいるのです」と付け加えている。

スーパーはアパレル業界ではすでに名の知れた実力者だ。アンソロポロジー・グループで4年間CEOをつとめたほか、アメリカン・イーグルやゲス、ギャップ、オールド・ネイビーなどの世界的な企業でリーダー的立場にあった。

2017年には、ファッション業界における固定観念の打破への献身と小売業を活性化させた功績が評価され、アメリカの「40歳以上の注目すべき女性40人」リストに選出されている。

なお、CEOを退任したリアーナは今後、エグゼクティブ・チェアマン(常勤会長)という新たなポジションで、指導的な役割を果たすとされている。