「当時、東京地裁で開かれた薬物の初公判で、沢尻さんが『俳優復帰はない』と話したことが話題になりました。ただ、それは裁判用の発言だったのだと思います。実際に、今でも事件前と変わらずエイベックス関連の芸能事務所に所属し、公式HPにもプロフィールが掲載されている。引退したわけではなく、あくまで“休業中”という事になっています。虎視眈々と復帰を目指して、執行猶予が明けるのを待っていたのでは」(スポーツ紙記者)

 薬物に関する執行猶予は今年2月に明けているはず。現在の沢尻は、刑を全うして身軽になったわけで、復帰に対しても文句は言いづらい状況だ。今回の突然の“スクープ”も、復帰に向けたプロモーションではないかという声も聞こえてくる。

「各マスコミが沢尻を追っていたのは事実ですが、『FRIDAY』(講談社)と『女性セブン』(小学館)が揃って同じような写真をあげ、事件後に更生しているという内容の記事を添えた。ただ両誌とも、写真に映った沢尻はバッチリと着飾りメイクをし、“スクープ”というには違和感もあるものでした。一説には、沢尻サイドの関係者が選別したこの2誌に、今回の写真を“撮らせた”という話もある」(週刊誌記者)

 事実、ここ最近になって、沢尻の近辺がにわかに騒がしくなっている。今年6月からは、TVerで過去に沢尻が主演を務め大ヒットしたドラマ『ファーストクラス』(フジテレビ系)の配信を開始。作品を知らない若い世代からも、沢尻を支持する声が巻き起こっている。