「姫飯」を何と読みますか?

使う機会は少ないけれど、きっとあなたも好きなものです。

難読漢字にチャレンジ!

「姫飯」の読み方のヒントは?

1.「姫飯」をひらがなにすると4文字になります。

2.「姫飯」と日本人には、切っても切れない縁があります。

3.「毎日姫飯を戴けるなんてありがたいことです」のように使います。

正解は…

正解は「ひめいい」でした!

「姫飯」とは、水に漬けて釜で炊いたうるち米、私たちが普段食べている白いご飯を意味します。

別名、固粥(かたかゆ)弱飯(よわいい)とも呼ばれますよ。

なお、「姫飯」の反対は「強米(こわいい・こわめし)」。

「強米」とは、直接水に漬けることなく、甑(こしき)で蒸したご飯です。

庶民が今のような「姫飯」を食べるようになったのは、江戸時代の中期からと考えられています。

「姫」という言葉は、小さくて可愛らしい、柔らかいことなどをあらわす接頭語に用いられることが多いです。

例:姫鱒(ひめます)・姫竹(ひめたけ)・姫鱈(ひめたら)

私たちにとって馴染み深い「姫飯」は、日本で作られている円形で短粒~中粒のジャポニカ米です。

他に海外では、インドや東南アジアのインディカ米、インドネシアのジャバニカ米などが生産されています。