「山川のように犯罪性がある場合は当然、公益性があります。坂本の場合は独身であるものの、“無避妊中絶”で弁護士が間に入るようなトラブルに発展しているため、女性への非情な対応を含め、公人として報道対象になるとの判断があったのは、まだ理解できる。他にも、相手が未成年であった場合は無条件でGOサインが出る。不倫は犯罪ではないため、世間でも意見が分かれるところでしょうが、おしどり夫婦といったイメージでメディアやCMで収入を得ているのであれば、週刊誌としては、証拠固めができれば報道に踏み切るでしょうね」(前出の週刊誌編集者)

 気になるのは、このところ、今回の山田のケースのように、女性が「別れ方が気に入らない」「“被害者”が私だけじゃないとしたらヤバい」といった名目で告発する例が増えていることだという。

「これは報道する理由としては弱いですね。ですが、暴露系配信者やSNSのインフルエンサーらによる暴露の後で、『〇〇が報じた』とメディアが責任を取らずに“乗っかる”ことができる時代になってきているのも事実。改めて、メディアや各編集長のジャーナリストとしての意識が試されそうです」(前出・週刊誌編集者)

 令和になって「私を抱いた芸能人」が復活するのだろうか。