イーロン・マスクと、マーク・ザッカーバーグ Photo: Steven Ferdman/Shutterstock, Christopher Victorio/imageSPACE/Shutterstockイーロン・マスクと、マーク・ザッカーバーグ Photo: Steven Ferdman/Shutterstock, Christopher Victorio/imageSPACE/Shutterstock

マーク・ザッカーバーグは、イーロン・マスクと本気で戦う意思があるようだ。

6月20日(火)、米電気自動車大手テスラ社のCEOイーロン・マスクは、自身のツイッターにて、米SNS大手フェイスブックの創設者マーク・ザッカーバーグに向け、「ケージマッチの準備はできているよ。彼が乗り気ならね」と呼びかけた。

ケージマッチとは、プロレスなどにおいて、四方をフェンスに囲まれた状態で1対1で戦う試合形式のことだ。

冗談かどうか定かでないこの投稿に、マークが反応。翌日、マークはイーロンのツイートのスクリーンショットを自身のインスタグラムアカウントのストーリーに掲載し、「対戦の場所を教えて」とメッセージを添えて、対戦に前向きであるという意思を示した。

直後、イーロンはツイッターで「ベガス・オクタゴン」と返信。世界最大の総合格闘技イベント「アルティメット・ファイティング・チャンピオンシップ(UFC)」で使用される八角形の競技場「オクタゴン」をもじったとされる会場名を挙げた。

なお、このやり取りについて、フェイスブックやインスタグラムといったSNSを運営するメタ社の広報担当者は、「あのやり取り以上のことは何もありません」と述べている。

イーロンの挑発に乗る気マンマンのマークだが、じつは柔術の経験者。5月には、初めて出場した柔術大会でメダルを獲得する程の才能を発揮している。

マークは大会の結果を報告するインスタグラム投稿の中で、総合格闘技チャンピオンのアレクサンダー・ヴォルカノフスキーから贈られたショートパンツを身に付け、試合にのぞむ自身の姿を投稿している。

一方のイーロンは、「ぼくには『ザ・ウォーラス(セイウチという意味)』という必殺技があるんだ」と、自らの体型を生かして戦うつもりだとアピールすると、「ワークアウトなんてほとんどしていない。子どもを抱き上げて放り投げているくらいだ」とツイートしており、どこまで本気なのかはわからない状況となっている。