主体性教育を中心にキャリア教育事業とコーチング事業を行うLitableは、高校生が主体的なキャリア選択を行うためプログラムを開発し、6月22日(木)に正式リリースした。

新サービス「キャリアコーチング」紹介

新サービス「キャリアコーチング」は、高校生起業家が自身の課題から、プロと1年以上かけて開発をした主体性教育のプログラム。全8回のコーチングセッション(1回あたり40分~60分)を通して、生徒が自身の過去を振り返り“価値観”を知り、未来どんなことをしたいかの“ビジョン”を明確化、現在は何をするべきか考え“行動”する内容になっている。

コーチは生徒との対話を通して思考を深堀ることで、気づきや行動を促しやる気を引き出す。生徒が主体性をもつために、自己理解(自分の価値観や性格について理解すること)、自己決定(自ら選択肢を考え、やることを決めること)、自己管理(体調や時間など自分で管理すること)を大切にしている。コーチは教えるのではなく、これらをサポートし、最大限生徒の可能性を広げる。


なおコーチングとは、コーチと「対話」することで生徒は自分自身と向き合い、「自分の中に隠れた答え」を引き出すことである。

「将来やりたいことが見つからない」子どもにおすすめ

「将来やりたいことが見つからない」「進路で悩んでいる」「AO・推薦・海外入試で自己PRしたい」といった生徒におすすめの同サービス。また「子供の将来が心配」「子供自身で進路について考えてほしい」「自分で考えられるようになってほしい」という保護者にもおすすめとも。


コーチがやり方や答えを教えるのではなく、いろんな角度から質問をすることで、自分で考え行動できるように促すので、同サービスを受けた後、生徒が自分のことを理解し、自分でやることを決め、挑戦する。そんな主体性を身に着けられるサービスである。他にも「完全個別」「日本最高峰のコーチ群」「オンライン」という3つの特徴も。


β版のサービスを体験した生徒や保護者からは、上記のような意見が寄せられている。

同社代表取締役 清水紘輔さん紹介


同社代表取締役 清水紘輔さんは2005年生まれ。山形県立東桜学館高等学校在学中の昨年9月にLitableを設立し、代表取締役に就任。教育分野の企業と協力して中高生向けのコーチングサービスを提供している。

昨年8月にはユーグレナの第3期 Futureサミットメンバーに選出され、同年代の中高生とともに、未成年が社会に生み出せるインパクトを証明するべく活動している。また、Stanford大学が日本の高校生に提供するStanford-e Japanに選抜され、日本と米国の関係性について学ぶ。その傍ら、東京大学グローバルサイエンスキャンパスの枠組みで、東京大学の研究者と立体音響の研究などの研究活動を行うなど、積極的に外部と連携した研究も行っている。


今後必要なのは、複数の答えの中から最善を選び、自分で問題を設定し解決する力、そして抽象的な問題に対しても考え続け、好奇心を軸に学び続ける能力。しかし現行の学校教育だけでは、これらの力をつけることは難しいという清水さん。

同サービスについて、清水さんは「なぜ勉強するのでしょうか?」「なぜ大学に行くのでしょうか?」「なぜ働くのでしょうか?」と問い、これついて考えることで、時に自分の自明性が揺さぶられ、自分に向き合うことがとても苦しくなるかもしれないという。そして、そんな時こそコーチと一緒に、他人から与えられたものではない、自分なりの答えを見つけて目標に向かって邁進してほしいとも。


同サービスの申し込みの流れは、まず保護者が個人面談もしくは説明会に参加し、サービス内容を理解した後、無料体験にて効果を実感する流れになっている。詳細は下記URLで確認を。

サービスサイト:https://careercoaching.litable-edu.com/

(さえきそうすけ)