4.関吉の疎水溝
1852年(嘉永6年)に完成した、島津斉彬が集成館事業のためにつくらせた用水路。2015年7月に世界遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産」の構成資産のひとつです。かつては稲荷川上流から仙巌園まで約8kmにおよぶ用水路でしたが、現在は実方橋の手前でとだえています。
関吉にはいまも当時の取水口跡がのこっており、無料で見学が可能です。疎水溝の一部は現在も灌漑(かんがい)用水として利用されています。
5.薩摩切子工場
鹿児島の伝統工芸品のひとつ「薩摩切子」。鮮やかな色彩と繊細なカット、ぼかしが特徴的なカットグラスです。こちらの工場ではその製造過程である、ガラスの生地製造からカット、磨き、チェックまで、職人の技を無料で見学できます。
また隣接するギャラリーショップ「磯工芸館」では、薩摩切子のグラスや雑貨、アクセサリーなどを購入できます。
6.指宿の菜の花畑
指宿市の年間平均気温は19度と暖かく、菜の花の見ごろを迎えるのは12月下旬~2月上旬ごろ。九州最大のカルデラ湖である池田湖周辺の菜の花は、日本で一番早く咲くとして知られ、約3万㎡に約94万本の菜の花が咲き誇ます。また開聞岳の裾野では約10万㎡にわたり菜の花が咲き、あたり一面が黄色い絨毯のよう。開花期間中、菜の花畑は無料で自由に見学できます。
7.薩摩酒造 明治蔵
薩摩酒造の「明治蔵」は、明治時代から続く焼酎の蒸留所。スタッフによる見学案内は時間が決められていますが、自由に見学することも可能で、入館料は無料です。昔ながらの焼酎作りの様子を間近に見ることができます。
蔵の奥へとさらに進むと、町を展望できる立神楼が。92段の階段を上り、是非上まで上がってみてください。天気が良ければ遠くに屋久島も望むことができます。ここでしか買えない焼酎も是非、ゲットしてくださいね。
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