投資で簡単に利益を出したいと考えている人もいるでしょう。しかし、投資経験のない初心者が安易に手を出すと損をしてしまう投資もあります。

今回は、初心者が手を出すべきではない投資手法を5つ紹介します。

デイトレード

デイトレードとは、主に株式や債券などの市場流動性の高い商品で、1日の間に銘柄を売買する取引手法です。

中長期的な企業の成長などによる株価変動で利益を狙うのではなく、市場の動きを細かくチェックして短期売買による利益を狙います。

デイトレードを行うには、1日の中で起こる細かな変動を分析するためにも投資や経済について知識と経験がないといけないので、初心者には向いていません。

スキャルピング

スキャルピングとは、数秒から数分程度の短い時間の中で何度も売買を繰り返して利益を積み上げる取引手法です。

デイトレードよりもさらに短い期間での取引となるため、経済などの知識に加えて集中力や判断力を要します。

成功だけでなく失敗も繰り返しながらトータルで利益を狙う手法なので、成功体験を積みたい初心者には向いていません。

信用取引

信用取引とは、現金や株式を担保にして証券会社からお金を借りて取引を行う手法です。

担保にした金額の3.3倍の金額まで取引ができます。

一見大きな利益を狙えそうな取引手法ですが、信用取引はリスクも大きくなります。

100万円を担保に330万円の取引をする場合、全て損失になった際は担保にした100万円に加えて230万円を証券会社に借金することになります。

ハイリスク・ハイリターンの取引手法なので、初心者には向いていません。