今日の難読漢字は

「正鵠

「肉桂」

「蠢動」

です!

 

あなたは正しく読めますか?

 

最初の難読漢字は「正鵠」!

「正鵠」は、よく「せいこう」と読まれがち。

現在は「せいこう」と打っても変換されますが、実はこれ間違いなんです。

 

正解にかなり近いのですが、最後の一文字だけ違います!

 

さて、あなたは何と読みましたか?

 

「正鵠」の読み方、正解は…

気になる正解は…

 

 

 

 

「せいこく

です!

 

「正鵠」は、

「話の要点」や「相手の急所となる部分」という意味の言葉です!

 

もともと「正」にも「鵠」にも、

弓矢の的の中心にある黒い点を表すのだとか。

 

その黒い点は的の中の要点であることから、

「正鵠」が「急所」「要点」という意味になったそうです。

 

例文としては

「あなたの話は正鵠を得ないからわかりにくい」

「正鵠な批判を聞いてしまい耳がいたい」

などと使いますよ。

 

比較的古風な言葉なので、使う場面は限られるかも。

その分、知っていると一気に知的な印象になります。

手紙やスピーチなどで使うタイミングがあれば、使ってみましょう!

 

知っているとちょっと賢く見える漢字「正鵠」」。

これを機にスマートに読めるようになりましょう!

 

次の難読漢字は「肉桂」!

「肉桂」は、読み方はとても単純。

頭に思い浮かべた言葉で正解かも?

 

問題は意味。

実は日本ではお馴染みの、とあるお土産でよく知られるものを表す言葉なんです。

 

さて、あなたは何と読みましたか?

 

「肉桂」の読み方、正解は…

 

気になる正解は…

 

 

 

 

「にっけい

です!

 

とは言っても、これだけではよくわかりませんよね。

 

実は「肉桂」には、「にっけい」の言い方が変化した言葉が馴染み深いんです。

それが「ニッキ」!

 

そう、京都の八ツ橋などでお馴染みの「ニッキ」という意味の言葉なんです!

甘い香りと、爽やかながら強い辛みを感じる独特の風味が特徴。

私は大好きな味なのですが、苦手に感じる方も多いですよね。

 

ちなみにニッキはシナモンと同義として使われています。

ですが、正しくは日本の肉桂とヨーロッパのシナモンは別の植物。

シナモンは「セイロンニッケイ」という植物を使ったものです。

八ツ橋で使われるのは「ニッケイ」という植物なので厳密に言えば別物なんですよ!

 

一度覚えると、読みも意味も忘れられない「肉桂」。

これを機にスマートに読めるようになりましょう!