収入が激減する老後は、預貯金などの老後資金が生活の命綱になります。しかしお金の使い方を誤ると老後資金が大きく減り、老後破産に至る恐れもあるでしょう。以下のNG習慣に心当たりのある人は、いますぐ自分の行動を見直した方がいいかもしれません。
1ヵ月の収入を使い切ってしまう
1ヵ月の(世帯)収入を使い切ってしまう人に多い考え方が「余ったら貯蓄しよう」です。それはお金が貯まらない人の典型的な考え方です。
貯蓄上手は「余ったら貯蓄」とは考えません。毎月いくら余るかわからないお金に期待するより、毎月収入から一定額を貯蓄に回した方が、お金が貯まることを知っています。そして着々と毎月貯蓄を増やし続けます。
そのことに気づけるかどうかが、老後破産を免れるかどうかの分かれ目となります。
クレジットカードのリボ払いに手を出す
クレジットカードのリボ払いも危険です。リボ払いは月々の支払額を一定額に固定し、毎月その一定額を返済していく「借金」です。
一括払いやボーナス払いと異なり、1回で完済する場合も元金(カード決済額)に利息(金利手数料)を加算した金額を支払います。その金利は年利15~18%で消費者金融並みなのです。
一番怖い点は、毎月未払いの借金(利用残高)に利息(金利手数料)が加算されて、借金がどんどん増えていくことです。
その状態で新たなカード決済を行うとさらに高額な金利手数料が加算され、返済不能になってしまいます。
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