ショーン・メンデスと、エド・シーラン
ショーン・メンデスのライブパフォーマンスが、一夜限りで復活し話題となっている。
6月17日(土)、カナダ・トロントにあるロジャーズ・センターで行われていたシンガー、エド・シーランのコンサートに、この街出身のショーン・メンデスが飛び入り参加。エド・シーランの楽曲「Lego House」をデュエットし、会場内のファンを沸かせた。
ショーンといえば、昨年7月、新型コロナウイルスによるパンデミック後のメンタルヘルスの不調や不安感を理由に、その年に行っていたワールドツアーの残りの日程を全てキャンセルしていた。
当時インスタグラムにて、ファンに向かってツアーのキャンセルを報告したショーンは、「実際問題、(パンデミックを受けて)これだけ長い期間ライブから離れて、こうしてツアーに戻ることがどれだけ大変なことか、その準備ができていませんでした。チームのメンバーや、すばらしい医療スタッフたちと話し合った結果、これまで個人的な理由では取ったことがなかった時間を確保することにしました。自分を見つめ直し、より強くなって戻ってくるために」と説明していた。
コンサート当日、エドとショーンは2人ともアコースティックギターを抱え、リラックスした様子でハーモニーを奏でた。さらには、ショーン自身の楽曲「There’s Nothing Holdin’ Me Back」も一緒に披露。昨年の夏から、ステージに立つショーンの姿を待ち続けたファンにとっては、まさに夢のような時間となったようだ。
エドとショーンはかねてから交流があり、2017年、ショーンがブルックリンでライブを行った際には、エドが飛び入り参加し、一緒に「Mercy」をパフォーマンスしていた。
ショーンは6月初め、ニューシングル「What the Hell Are We Dying For?」をリリース。少しずつ、ステージにカムバックする準備を進めているようだ。