5.城ヶ崎海岸・門脇崎灯台(静岡)
富士箱根伊豆国立公園の指定を受けている地区で、約4,000年前の噴火による溶岩が海へ流れ出て固まり、その後長い年月をかけ侵食作用により削られ、現在のような荒々しい岸壁になりました。海岸は全長約9kmにも渡り、迫力のある姿を見せてくれます。
また海岸沿いには遊歩道「城ヶ崎ピクニカルコース」が設けられており、何千年も前に出来た溶岩の上を散策することができます。城ヶ崎ピクニカルコースの中間にある、全長48m、幅1.5m、高さは23mの「門脇つり橋」は城ヶ崎海岸のシンボル。眼下には白い波が激しく打ち寄せスリル満点です。
つり橋の近くには高さ24.9mの門脇崎灯台があり、無料で登ることができます。地上4m、17mの2ヶ所に展望台が設けられており、そこからの眺めも最高ですよ。
6.高山の古い町並み(岐阜)
高山の名の始まりは、金森長近が豊臣秀吉の命によって、飛騨を鎮定、領主となったことに遡ります。約15年かけて築き上げた城を高山城と名付け、武士や町人の居住地域として城下町にしました。
城下町の中心として発展した高山の上町、下町を「古い町並み」と呼んでおり、特に、上三乃町、上二乃町、上一乃町は「さんまち通り」と呼ばれ、高山の定番スポットとなっています。いずれの町並みも自由に見学が可能です。
7.飛騨高山まちの博物館(岐阜)
城下町の成り立ちや、高山祭の歴史、伝統工芸などテーマ別に展示し、高山について学ぶことができます。江戸時代の豪商である矢嶋家と永田家の土蔵を利用した建物自体も魅力。敷地内には庭園や風情のあるガラス灯小路などもあり、入場無料とは思えないほどに充実した施設となっています。
8.熱田神宮(愛知)
地元の人には”熱田さん”と呼ばれ親しまれている熱田神宮。景行天皇43年創建と伝えられ、ご神体は三種の神器の一つである草薙剣(くさなぎのつるぎ)。愛知県、いや東海地方を代表する神社と言え、あの織田信長も祈願したという、名古屋を代表するパワースポットでもあります。
熱田の杜の奥深くにたたずむ本宮は、明治26年までは尾張造りの社殿でしたが、三種の神器が祀られていることから、伊勢神宮とほぼ同じ神明造りに改築されました。屋根に並ぶ柱が特徴的な建物は、なんとも厳かな雰囲気です。拝観無料。