思いがけず犯罪に巻き込まれそうになったことはありませんか?
今回はそんな危険を感じたエピソードについてfuelle編集部が取材しました。
何としてでも逃げる!
2021年の春、夜8時くらいのことでした。
夫と子どもは夕食を済ませてお風呂に入っていたので、
私はひとりで今日買い忘れた食品(娘のお弁当の材料)を買いに行くことにしました。
自宅は住宅街の端なので、道中は暗めです。車の運転が面倒で、さっと自転車で近くのスーパーに行くことにしました。
ところが、買い物を済ませた帰り道、後ろには若い男性が自転車でゆっくり走っていました。
暗がりでよく見えませんが、塾や部活帰り、大学生は、この時間よく見かけるので、全く不審感はありません。
私が自転車からおりて玄関に向かおうとしたとき、後ろの男性が自転車を道路に倒してから音もなく近づいてきました。
そして、私の腕を掴み強い力で路地に連れていき、ほとんど照明が届かない場所で覆いかぶさってきたのです。
あまりに突然のことで、それまでの間声も出ず、頭が真っ白になりました。
やっと状況を把握したときには、男に手で口をおおわれていたので、叫ぶこともできません。
必死に抵抗し、もみくちゃになりながら、男が私の上着の下に手を入れてきました。
恐怖で声は出ませんが、何としてでも逃げる!と決意し、自宅の前まで転がるように這いずって行きました。
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