チャーリー・プース Photo: Michele Eve Sandberg/Shutterstockチャーリー・プース Photo: Michele Eve Sandberg/Shutterstock

チャーリー・プースにとって、音楽は性欲よりも勝るようだ。

人気シンガーソングライターのチャーリー・プースが、最近応じたインタビューの中で、曲のアイデアを書き留めるために、セックスを途中でやめたことがあると告白した。

インタビューにて、2022年のアルバム「Charlie」に収録されている楽曲「Marks on My Neck」の制作裏話を語ったチャーリーは、「行為の途中に浮かんだ曲なんだよ」と打ち明けると、「そっちに集中するべきだっていうのはわかっていたんだけど、メロディーが頭に流れてきてしまって」と続けた。

さらに、「実際、ちょっと中断してボイスノートに録音したんだ。でもまた、行為に戻らなきゃいけなかった」と振り返ったチャーリーは、「それでも、あのメロディーはそこから生まれたものなんだよ」と付け加えている。

また、この楽曲を制作していた時期について、「ある人を吹っ切ろうとしているところだった。そうするためには、新しい誰かと出会うのが一番いい方法だろ?その人とはうまくいかないかもしれない。でも、自分の力で行動することが大切なんだ。それでいい。何よりも経験なんだよ」と述べると、「朝起きて鏡を見ると、自分の首にキスマークがついているのに気づく。日々そのマークは薄くなり消えていく。それは、ぼくにこのマークをつけた人だって同じ。こうして、ぼくたちは別々の道を歩いていくんだ。ぼくはその経験そのものに感謝しているし、彼女たちだってそうだろう。ぼくはただ、首のキスマークと同じペースで消えていくのが、なんだかおもしろいなと思ったんだ」と曲に込めた思いを明かしている。

そんなチャーリーは、次のアルバムについて、「人として成長したいま、次のアルバムでは、鏡の中の自分を見つめながら、バックグランドで流れているような音楽を作ることが目標なんだ。これまで、自分自身のために曲を作ったことがないからね。他のアーティストのためとか、誰か他の人のために作ってばかりだったから」と意気込みを述べた。