今回の難読漢字は「蜩」「鬘」「網羅」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
1問目はこの漢字から!「蜩」
「蜩」の読み方をご存じでしょうか?
「周」は「しゅう」と読みますが、虫偏がついているので「しゅう」とは読めません。
では何と読むのでしょう。
あなたにはわかりますか?
「蜩」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字
- 虫の名前です
- カナカナカナ…
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね
「蜩」の読み方!正解は!?
正解は「ひぐらし」です。
ひぐらしは「カナカナカナ」という鳴き声から別名「カナカナゼミ」とも呼ばれるセミの一種で、秋の夕暮れ時や早朝、もしくは雨が降りそうな天気の時に鳴くといわれます。
「蜩」の漢字の由来は、中国ではセミの鳴き声を「シュウ」ということから、虫偏に周となったそうです。
また、夕暮れ頃に鳴きだすことが多いため「日を暮れさせる」という意味で「ひぐらし」と呼ばれるようになりました。
蜩の鳴き声は昔は街中でも公園などで聞くことができましたが、今では田舎に行かないとほとんど聞けません。
蜩は暑さに弱いため、都会では生きていけなくなったのかも知れませんね。
2問目はこの漢字!「鬘」
「鬘」
これ、何と読むかわかりますか?
きっと一度は聞いたことがある、
とっても一般的なあるものの名前なのですが…
さあ、あなたは何と読みましたか?
「鬘」読み方のヒント!
「鬘」は、そのもの自体はとても有名です。
これを身につけている人を舞台やテレビで観たり、
実際に持っていたりするかも!?
ちなみに「ひげ」でも「まげ」でもありません!
さて、あなたは何と読みましたか?
「鬘」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「かつら」
です!
「鬘」は、
「髪型を変えたり、扮装したりするときにかぶる人口の髪」のこと!
時代劇をはじめとするお芝居や、
コントなどでも使っているのを見かけますよね!
また、最近ではコスプレをする際の「ウィッグ」として、
色も形も長さも、さまざまなものが登場しています。
もともとは、青柳やアヤメ、ユリなどを、
髪に結んだり巻きつけて髪飾りに用いることを、
「かずら」と呼んでいたそうです。
万葉集にも記述があるほど、古くから使われています。
それが意味が転じ、意味に合わせて感じがついて、
「鬘」になったそうですよ。
最近では、気軽に髪型を変えられるファッションアイテムとしても
定着しつつある「鬘」。
「ウィッグ」と書くことが多いかもしれませんが、
これを機にスマートに読めるようになりましょう!