サロン専売シャンプーと市販シャンプーの違い

①ターゲット

サロン専売シャンプーと市販シャンプーは、ターゲットとする客層に違いがあります。サロン専売シャンプーは、特定の髪質をケアすることができる成分が配合されており、くせ毛や染毛によるダメージなどの具体的な髪悩みを持つ人に向けて作られています。

一方市販シャンプーは、より多くの人に使ってもらえるように作られています。何かに特化したシャンプーではありませんが、万人受けするように作られているため、家族でも使いやすいです。

②価格と品質

サロン専売シャンプーと市販シャンプーは、価格と品質にも違いがあります。サロン専売シャンプーは、市販シャンプーに比べると高めの価格ですが、低価格では配合できないケア成分を配合しています。価格よりも品質重視の商品展開となっているので、使用を継続すれば髪質の違いがはっきりと判るでしょう。

対して市販シャンプーは、いかに低価格で誰でも手に取りやすい商品であるかが考えられています。そのため、サロン専売シャンプーのように高価なケア成分がふんだんに使われていることは少ないです。サロン専売シャンプーに比べると品質は落ちますが、市販シャンプーは手に取りやすく、継続利用がしやすいのが強みです。

③購入場所

市販シャンプーは、ドラッグストアやスーパーなどの身近な場所で購入することが可能ですが、サロン専売シャンプーは美容室や通販でしか購入することができません。そもそもサロン専売シャンプーは、美容師などプロのカウンセリングを受けて購入することが推奨されています。

サロン専売シャンプーの種類

①アミノ酸系

サロン専売シャンプーの種類のうちの一つに、アミノ酸系シャンプーがあります。アミノ酸系シャンプーは、洗浄力がありながらも低刺激で、近年の人気も高い種類です。アミノ酸系シャンプーかどうかを見極めるためには、裏の成分表を確認しましょう。

アミノ酸系シャンプーは、少し泡立ちにくいのがデメリットです。使用する際には、事前に泡立ててから地肌に付け、すすぎは5分以上かけるとより効果が得られますよ。

アミノ酸系シャンプーの成分例

  • グルタミン酸
  • アラニン
  • グリシン
  • タウリン
  • サルコシン
  • アスパラギン酸

②ベタイン系

とにかく低刺激のシャンプーの種類を選びたいという方は、ベタイン系のシャンプーがおすすめです。ベタイン系のシャンプーは、赤ちゃん用のシャンプーにも多く、敏感肌の方でも安心して使用することができますよ。

ベタイン系シャンプーは、細かい泡立ちが特徴です。肌に優しい分、洗浄力は弱いので、汗や皮脂が気になる日は二度洗いをするのがおすすめです。

ベタイン系シャンプーの成分例

  • コカミドプロピルベタイン
  • ラウラミドプロピルベタイン
  • コカミドプロピルヒドロキシスルタイン
  • ラウラミドプロピルヒドロキシスルタイン
  • ココアンホ酢酸Na
  • ココアンホプロピオン酸Na
  • ラウリルベタイン
  • ラウリルヒドロキシスルタイン

③高級アルコール系

高級アルコール系シャンプーは、どのサロン専売シャンプーの種類よりも洗浄力が高いです。頭皮のベタつきが気になる方におすすめですよ。スポーツなどで汗を多くかいた日のスポットケアとしてもおすすめです。

高級アルコール系シャンプーは、アミノ酸系やベタイン系とは違い、比較的安い価格であることも特徴です。高価なサロン専売シャンプーの中でも、手を出しやすい種類ですよ。洗浄力が強いだけに、髪や頭皮が乾燥気味の人は、皮脂を余分に洗い流してしまう可能性があるので注意が必要です。

高級アルコール系シャンプーの成分例

  • ラウリル硫酸ナトリウム
  • ラウレス硫酸ナトリウム
  • ラウレス硫酸アンモニウム
  • ラウリル硫酸塩

サロン専売シャンプーの選び方

①髪悩みに合わせて選ぶ

サロン専売シャンプーの選び方で重要なのは、しっかりと自分の髪悩みをケアできるかどうかを見極めることです。サロン専売シャンプーは、髪悩みごとに商品を展開していることが多く、自分の髪に合っているものを選ばなければ、思うような効果が得られません。

自分の髪質が分からない方は、美容室でプロの方に相談すると良いでしょう。どのサロン専売シャンプーが合っているかを知ることができ、そのまま購入することもできますよ。

 

②継続利用できるものを選ぶ

継続的に同じものを利用できるかも、サロン専売シャンプーの選び方の重要なポイントです。3~6か月間は同じものを利用した方が、髪に効果がはっきりと表れますよ。継続的に購入できる価格であるか、購入方法は手軽かなどを選び方の基準として覚えておきましょう。

価格があまりに高すぎると、継続的に購入するのは難しくなります。価格や内容量、自分の予算を照らし合わせて、定期的に購入しやすいサロン専売シャンプーを選んでくださいね。使い切った時にすぐ新しいものを買えるよう、最寄りの美容室で売っているものや、よく使う通販サイトで購入可能のものを選ぶと更に良いでしょう。

 

③香りで選ぶ

好きな香りのサロン専売シャンプーを購入するという選び方もおすすめです。シャンプーは毎日使う物なので、好みの香りのものを使った方が継続して使用しやすいし、リラックスした気分になれますよ。美容室で使ってもらったシャンプーが好みの香りだったら、そのまま購入してみても良いでしょう。

香りの系統を知っておくと、サロン専売シャンプーの選び方も見えてきます。シャンプーの香りは、人の印象を左右させるので選び方の参考にしてくださいね。

 

【アミノ酸系】サロン専売シャンプーのおすすめランキングTOP3

3位|IAU クレンジングリラックスメント

IAUクレンジングリラックスメント¥2,450

第3位は、IAUのクレンジングリラックスメントです。アミノ酸系シャンプー特有の低刺激で、乾燥した地肌が気になる方におすすめです。ドラッグストアなどでも売っている場合があり、継続しやすさからランキング常連者です。

IAUの商品は、人気サロンのルベルが開発・製造しています。泡立ちや指通り、すすぎやすさなどの評価がバランスよく、使いやすさが人気の商品です。香りは、ローズグリーンの香りで、爽やかな甘い香りを楽しむことができます。

2位|KERASTASE DP バン オレオ リラックス

KERASTASEDP バン オレオ リラックス¥3,300

第2位のKERASTASEのDP バン オレオ リラックスは、くせ毛や絡まりやすい髪の方におすすめです。1度の使用で、髪質の違いが分かるほどサラサラな仕上がりになります。長年愛されている商品で、美容師に人気のシャンプーランキングにもよく入っていますよ。

まとまりのある髪になるので、湿気で髪が広がる夏場にもおすすめです。効果が出やすい商品ですが、刺激の強い成分も含まれているのがデメリットです。毎日の使用は避けて、汚れや絡まりが気になる日に使うと良いでしょう。

1位|LaCASTA アロマエステヘアソープ

LaCASTAアロマエステ ヘアソープ 300ml¥2,200

第1位は、LaCASTAのアロマエステヘアソープです。LaCASTAのヘアシャンプーには、植物由来の成分がふんだんに使用されているのが特徴です。香りも自然成分ならではのフローラルハーブの香りとなっています。

種類も多く、なりたい髪質や髪悩みに合わせた6種類が展開されています。自分にぴったりのシャンプーを見つけることができますよ。どれも低刺激のアミノ酸系成分で洗い上げ、頭皮と髪のダメージを植物成分でケアし、しっとりとした洗い上がりになります。