新型コロナウイルス感染症の影響で私たちの生活様式は、大きく変わり消費動向にも変化が表れています。コロナ禍で売れた商品、売れなくなった商品には、それぞれどんなものがあるのでしょうか。

売れた商品TOP3

「インテージ 知る Gallery」によると日用消費財における2020年の金額前年比TOP3は、以下の通りです。

・1位:マスク
・2位:殺菌消毒剤
・3位:体温計
出典:「インテージ 知る Gallery」2020年12月7日公開記事

コロナによる新しい必需品がTOP3を占める結果となりました。コロナ禍では、外出時のマスクや体温チェックは多くの人が習慣化されています。また店舗の入り口にも軒並み消毒剤を設置されるなど使用頻度が増えている背景を考慮しても当然の結果と言えそうです。

その他に売れたものは?

4位以降に売れたものの中には、緊急事態宣言による巣ごもり需要により以下のような食品や掃除用品などがランクイン。

順位 食品 順位 掃除用品
6位 玩具メーカー菓子 11位 住宅用クリーナー
8位 プロテイン粉末 14位 家庭用手袋
9位 冷凍水産 16位 芳香・消臭剤
12位 ホイップクリーム 17位 使い捨て紙クリーナー
13位 麦芽飲料 26位 ペーパータオル

健康志向の高まりによりプロテイン粉末や麦芽飲料の売り上げも増加しています。麦芽飲料とは、ネスレから販売されているミロなどのことです。2020年7~8月ごろTwitterでミロの栄養素に着目した投稿が話題になったのを機に同年9月末と12月には販売休止になるほどの売れ行きとなりました。