日本水中ドローン協会が、「海と日本プロジェクト」の助成採択を受け、「ブルーエコノミーの啓発活動」の一環として、2023年度も水中ドローン操縦体験会を含めた事業を実施!

7月22日(土)より順次、全国10カ所にて、水中ドローン体験会×SDGs地域学習「水中ドローンで知る『私たちの海』」を開催する。

具体的な行動を起こすためのきっかけ作り


水中ドローンを活用し全国各地の小、中学生・教育関係機関・自治体を中心に、3年連続で開催されている「水中ドローンで知る『私たちの海』」。次世代の子どもたちを中心に、地域の海洋環境や水産業など、身近な“海”の課題を自分事として感じ、問題意識を深めてもらうことを目指しており、各地域での課題改善に水中ドローンを役立てて、地域で具体的な行動を起こすためのきっかけを作っている。

さらに、海域の調査によって得られたデータを活用して地域内で課題を共有し、継続的な改善活動と効果の観察のための動機付けを行い、シンポジウムを開催することで、それぞれの活動と目標の達成状況を発表、評価する。

地域学習で地域の海に対して気づきを与える


水中ドローン体験会では、水中ドローンで海の中を撮影しアーカイブ。参加者が水中ドローンを通して見た海の中についての気づきを踏まえパネルディスカッションを行う。

後日、有識者補足を加えた動画データ等を揃え、同事業のHPへ公開をし参加者、教育関係機関、自治体、関係者などに共有。開催地域ごとに地域学習を行ってもらい、地域の海に対して美化活動などに関する気づきを与える。

各地の運営は地域のスクールが担当

今回の会場は、北海道から沖縄まで全国10カ所で、各地の運営は、日本水中ドローン協会認定の水中ドローンスクールが担当。地域で水中ドローン活用のきっかけにもつながる取り組みとなっている。

今後もシンポジウムや冊子作成を実施予定

今後は、2024年2月に「水中ドローン×ブルーエコノミー」シンポジウム2023〜海と日本PROJECT〜、2024年3月に「水中ドローン×ブルーエコノミー」啓発活動についての冊子作成を実施予定。

いずれも詳細については内容が決まり次第、情報公開されるので、併せてチェックしてみては。

■水中ドローンで知る「私たちの海」開催日時
・香川:7月22日(土)13:00~15:00/葛原漁港
・北海道:7月30日(日)13:00~15:00/常呂漁港
・沖縄:8月5日(土)9:30~12:00/西原きらきらビーチ
・兵庫:8月26日(土)13:00~15:00/南あわじ市丸山漁港
・広島:9月2(土)10:00~12:00/みたかゲートハウス
・秋田:9月2日(土)13:00~15:30/西目漁港
・長崎:9月9日(土)13:00~15:00/長崎港・長崎県庁
・静岡:10月7日(土)10:00~13:00/平沢マリンセンター
・名古屋:10月14日(土)・15日(日)13:30~15:30/名古屋港(ガーデンふ頭)南極観測船ふじ前
・熊本:10月22日(日)13:00~15:00/湯の児海岸

日本水中ドローン協会:https://japan-underwaterdrone.com/

※天候などの状況により延期や会場変更する場合があります。

(佐藤ゆり)