ジョニー・デップ Photo: Anthony Harvey/Shutterstock
ジョニー・デップが、元妻で女優のアンバー・ハードとの名誉毀損裁判で勝ち取った和解金を寄付することが明らかになった。米TMZなどが伝えている。
2022年6月、ジョニー・デップは元妻アンバー・ハードを名誉毀損で訴えていた裁判で勝訴。その結果、アンバーはジョニーに対し1035万ドル(約14億1000万円)の損害賠償支払いを命じられていたが、アンバーはこの結果と金額を不服とし控訴を検討。しかしその後、アンバーがジョニーに対し100万ドル(約1億3000万円)を支払うことで、和解したことが明らかになった。
そして今回、アンバー側からジョニー側に100万ドルの和解金が支払われた。
ジョニーはこの100万ドルを彼がサポートする5つの非営利団体に、それぞれ20万ドル(約2800万円)ずつ寄付するという。
ジョニーが寄付するのは、俳優や監督など映画界の人たちが映画制作によって子供たちの願いを叶える団体「メイク・ア・フィルム財団(Make-A-Film Foundation)」、病気を抱える子供たちにキャンプ体験を提供する「ザ・ペインテッド・タートル(The Painted Turtle)」、南北のアメリカ先住民族が、自分たちの文化や遺産を守る活動の「レッド・フェザー(Red feather)」と「アマゾニア・ファンド・アライアンス(Amazonia Fund Alliance)」、そして、生態系や自然環境の保護に取り組む「テティアロア・ソサエティ(Tetiaroa Society)」だ。
ちなみに、ある情報筋は、「ザ・ペインテッド・タートル」と「テティアロア・ソサエティ」は、ジョニーのヒーロー的存在であるポール・ニューマンとマーロン・ブランドが設立に大きく貢献しており、ジョニーはこれらに寄付をすることで、彼らのレガシーを引き継ぎたいという思いがあったと明かしている。