「大嘗会」の読み方をご存じですか?
11月23日の「勤労感謝の日」に神社で行う「新嘗祭(にいなめさい)」をご存じの方ですと「おおなめかい」と読みたくなるかもしれませんが違います。
それでは、いったい何と読むのでしょうか?
「大嘗会」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「だい○○○○」の6文字
- 音読みです
- 2019年に行われた儀式のことです
以上の3つのヒントから考えてみてください。
「大嘗会」の読み方、正解は・・・
正解は
「だいじょうえ」
です!
現在は「大嘗祭(だいじょうさい/おおにえまつり)」と呼ばれることが多い皇室行事で、日本の天皇が皇位継承後に初めて行う宮中祭祀のことです。直近では、平成が終わり令和元年になった2019年11月14日、15日に行われました。
「会」という漢字は音読みではだいたい「かい」と読みますが、古くより仏事や祭事の時は「え(ゑ)」と読むことが多いです。前段で触れた「新嘗祭(にいなめさい)」も「新嘗会」と書いた場合は「しんじょうえ」と音読みになります。
「一期一会(いちごいちえ)」という四字熟語でも「会」は「え」と読んでいますね。元々は千利休の言葉からできたと言われていますが、「一期」が仏教用語で「人が生まれてから死ぬまでの一生」をあらわしていることから、「一会」も「いちえ」と読まれるのでしょう。
ちょっと古い言い方ですが「大嘗会」の読み方、この機会に是非覚えてくださいね。
【こちらの記事も読まれています】