ウイスキーに合うおすすめチーズ10選

世界に1,000種類以上あると言われているチーズの中から、ウイスキーに合うものを厳選してご紹介します。チーズもウイスキーも自宅にあるものやスーパーで購入したもので構わないのですが、もしちょっと高価なウイスキーが手に入ったら、チーズにもこだわってみるのがおすすめです。

ウイスキーとチーズのマリアージュで優雅なひとときを楽しんでみてはいかがでしょうか♪

1.カマンベール

カマンベールは白カビチーズの代表ともいえる存在で、スーパーなどで気軽に購入できます。クセが少なくクリーミーな味わいで、チーズ初心者でもとっつきやすい、おすすめのチーズです。

カマンベールに合わせるウイスキーはやや甘みのあるスコッチウイスキーや、バランスの取れた味わいのブレンデッドウイスキーが良いでしょう。濃いめの水割りと一緒に、じっくりと味わってみて下さい。

2.チェダーチーズ

オレンジがかった外見が特徴のチェダーチーズは、そのまま食べるだけでなく、削ったり溶かしたりして料理やお菓子に組み合わせられる、マルチに活躍するチーズです。

バターを思わせる風味とやや酸味のあるチェダーチーズの味わいは、スモーキーで豊かな風味のスコッチウイスキーと相性抜群。ウイスキーが持つドライフルーツのような甘みや、樽由来の風味を引き出してくれますよ。

スモーキーなウイスキーに苦手意識のある方は、ぜひチェダーチーズとの組み合わせから試してみることをおすすめします。

3.スモークチーズ

スモークチーズはおつまみの定番。ウイスキーだけでなく、ビールや焼酎に合わせて味わう方も多いでしょう。スモークチーズの魅力はミルキーな甘みと燻製の香りですね。

ウイスキーとスモークチーズを合わせるなら、スコッチウイスキーの中でも「アイラモルト」と呼ばれる、スモーキーで個性の強いタイプはいかがでしょう。口の中がかなり煙たい感じになりますが、ハマる人はとことんハマる危険で素敵な組み合わせです。

お酒に強い方やウイスキーに慣れている方は、ストレートやロックと合わせてお楽しみ下さい。

4.パルミジャーノ・レッジャーノ

「イタリアチーズの王様」と呼ばれるパルミジャーノ・レッジャーノは、断面に見られる白い結晶がポイント。この結晶には旨み成分のアミノ酸が詰まっており、凝縮されたミルクの風味と合わさって、噛めば噛むほど豊かな味わいが広がります。

パルミジャーノ・レッジャーノのような旨みが詰まったチーズには、クセの少ないブレンデッドウイスキーや、ドライで軽やかな味わいのスコッチウイスキーを選ぶのがおすすめです。普通~濃いめの水割りで、チーズが持つ繊細な味わいを堪能してみましょう。

5.スティルトン

世界3大ブルーチーズの1つと呼ばれるスティルトンには、シェリー樽で熟成された濃厚でふくよかな味わいを持つウイスキーがよく合います。

スティルトンは香りが強くピリッとした刺激が特徴なので、チーズの風味に負けないウイスキーを選ぶと良いでしょう。個性と個性がぶつかり合うことで、新たな味わいが発見できますよ。

ちなみにシェリー樽熟成のウイスキーは初心者でも飲みやすいものが多いので、ウイスキーを飲んでみたい方は一度お手に取ってみて下さい。

6.ゴーダチーズ

ゴーダチーズはまろやかでクリーミーな味わいで、パンやサラダなどの料理に大活躍するチーズ。バターを思わせる風味でクセが少なく、高い人気を集めています。

ゴーダチーズにウイスキーを合わせるなら、バランスに優れているブレンデッドタイプのスコッチウイスキーがおすすめ。チーズに濃厚なコクがあるので、ウイスキーの香味が負けないよう、濃いめの水割りにしてじっくりとマリアージュを楽しみましょう。

7.ウイスキーチェダー

ウイスキーチェダーはウイスキーを混ぜて作られたチェダーチーズ。ウイスキーに合わないはずがありません。チェダーチーズの豊かな風味に、ウイスキーの香りが絶妙にマッチします。そこにウイスキーの味わいが加われば、お酒好きな方にはたまらない瞬間が待ち受けているでしょう。

ウイスキーチェダーとウイスキーを合わせる際は、ウイスキーチェダーに使われている銘柄を選ぶのが重要です。他の銘柄を選ぶと味がケンカしてしまう可能性があります。ウイスキーチェダーを購入するときは、ぜひ使われているウイスキーの種類もチェックしておいて下さい。

8.ロックフォール

フランスの青カビチーズ、ロックフォールも世界3大ブルーチーズの1つに挙げられます。青カビの刺激的な風味と羊乳独特の味わいが合わさった、実に濃厚で個性的なチーズです。ポテトやホワイトソースなどマイルドな食材と合わせると、チーズのクセを軽減して食べやすくできるでしょう。

ロックフォールは甘いものと相性が良いので、合わせるウイスキーは個性が強く、甘みのあるものを選ぶのがおすすめです。シェリー樽で熟成されたスコッチウイスキーを、ストレートで合わせてみてはいかがでしょう。

お酒に強い方向けの組み合わせですが、チーズとウイスキーが織りなすとろけるような舌触りを堪能してみて下さい。

9.ゴートチーズ

山羊のミルクを原料とするゴートチーズは、私たちが普段口にしているチーズとはかなり味わいが違います。生キャラメルのような外観とねっとりした食感、甘さの中に感じられる独特なコクなど、個性的な特徴が満載です。

ゴートチーズのようにクセの強いチーズには、ウイスキーもクセの強いものを合わせるのが良いでしょう。「スモークチーズ」の項でご紹介した「アイラモルト」と呼ばれるウイスキーは、チーズのクセを消し去り、さっぱりとした余韻をもたらしてくれます。

普通の組み合わせじゃ物足りない方や、ちょっと冒険してみたい方は、ぜひ1度ゴートチーズとアイラ系ウイスキーのマリアージュに挑戦してみて下さい。

10.ブリーチーズ

ミルキーなコクと穏やかな味わいのブリーチーズは、クセが少なくスーパーなどで購入しやすいので、チーズ初心者におすすめ。そのまま食べるだけでなく、料理とも相性が良いのも嬉しいポイントですね。

風味豊かで品の良い味わいのブリーチーズには、上品で甘やかな香りのウイスキーを合わせるのがポイントです。ウイスキーの優しい香味とチーズのマイルドな味わいで、杯がスムーズに進むことでしょう。

チーズもウイスキーもクセがないので、初心者にもおすすめの組み合わせです。