リリー=ローズ・デップリリー=ローズ・デップ

リリー=ローズ・デップは、今後どのようなキャリアをたどることになるのだろうか。

6月5日(月)、注目のドラマ「THE IDOL/ジ・アイドル」の配信がU-NEXTにてついにスタートした。「ハリウッドでもっとも堕落したラブストーリー」とのキャッチコピーが付けられたこの作品は、ジョニー・デップとヴァネッサ・パラディの長女リリー=ローズ・デップが初主演をつとめ、人気ミュージシャンのザ・ウィークエンドがプロデュースを手がける注目作だ。

「THE IDOL/ジ・アイドル」は、スランプからの再起を狙うポップスターのジョスリン(演:リリー=ローズ)が、カルト教団のリーダー、テドロス(演:ザ・ウィークエンド)と出会い、ドラッグやセックスといったハリウッドの闇にのまれていく物語。

しかし先日、カンヌ国際映画祭で1話と2話が先行公開された際には、あまりの性描写の過激さから、「あれは拷問ポルノだ」「間違いなく最低」といった批判的な声も多く見られた。

また、第1話の配信直後には、ネット上に3000件近いコメントが寄せられたが、そのほとんどが、「開始5分でリリー=ローズの乳首を見ることになるなんて…」「見ていてつらい。下品で、搾取的で、価値がない」といったネガティブなものであふれていた。

この評価を受け、一部の業界関係者からは、今後の彼女のキャリアを心配する声もあるようだ。

リリー=ローズは現在、ハリウッドで最高とされるCAAとエージェント契約を結んでいるが、この作品に参加してしまったことで、「NGなし女優」としてキャスティングされてしまう恐れがあるという。

「リリーは守られなければならない。これが一番重要なことだ」と述べた情報筋は、「『THE IDOL/ジ・アイドル』が良作であったとしても、単なる拷問ポルノであったとしてもだ」と訴えている。

一方、別のハリウッド関係者は、「彼女の血筋と、事務所の力があれば問題ない。まったく心配はいらないだろう」と語っており、リリー=ローズのキャリアへの影響はないとした。

リリー=ローズ自身は、今回の作品の仕上がりに満足している様子。果たして、今後彼女は、女優としてどのように成長していくのだろうか。