左からメーガン妃、ヘンリー王子、チャールズ国王 Photo: Tim Rooke/Shutterstock, Shutterstock左からメーガン妃、ヘンリー王子、チャールズ国王 Photo: Tim Rooke/Shutterstock, Shutterstock

ヘンリー王子メーガン妃が、あの大イベントに招待されていないことがわかった。

今年5月に戴冠式を終えたイギリスのチャールズ国王。彼の生誕を祝う祝賀行事「トゥルーピング・ザ・カラー」が、6月17日(土)に執り行われる。

「トゥルーピング・ザ・カラー」はイギリス王室の公式行事の1つであり、1400人もの兵士と200頭の馬、400人の音楽隊によるパレードや、イギリス空軍による儀礼飛行などが行われる。これをロイヤルメンバーがバッキンガム宮殿のバルコニーから見守りつつ、集まった国民に手を振るのも、毎年の恒例イベントだ。

エリザベス女王が存命だった昨年のトゥルーピング・ザ・カラーでは、ヘンリー王子一家はバルコニーに立つことこそなかったものの、招待を受けて式典に出席していた。

しかし今回、チャールズ国王は次男の参加を許可しなかったようだ。

ヘンリー王子とメーガン妃が外された背景には、やはり王室と夫妻との確執がある。

ある関係者は、The Daily Mail紙に対し、「残念ながら、現時点での関係性を反映したものでしょう」と語っている。

ヘンリー王子とメーガン妃は2020年にイギリス王室を離脱。その後、アメリカに移住して以降は、インタビュー番組やドキュメンタリー番組、さらには回顧録「Spare/スペア」などで、たびたび王室を批判してきた。

今年5月6日に執り行われたチャールズ国王の戴冠式には、夫妻そろって招待されたものの、出席したのはヘンリー王子のみ。しかも、王子は式典終了後に家族の待つアメリカへとんぼ返りしており、父と子の交流はなかったと見られている。

今年の祝賀パレードは、チャールズ国王が戴冠して以来初めてのもの。大きな意味を持つこの式典への参加が許可されなかったということは、父と子の雪解けはまだまだ先だと考えられるだろう。