ジャスティン・ビーバーと、父ジェレミー・ビーバー
ジャスティン・ビーバーの父が批判にさらされている。
6月7日(水)、人気シンガー、ジャスティン・ビーバーの父ジェレミーが、自身のインスタグラムに、レインボーの背景にメッセージが記された画像を投稿した。
この画像には、「自分が存在しているのは、ストレートの人たちのおかげ。今月は、その人たちへの感謝を忘れずに」と記されている。
レインボーはLGBTQ+コミュニティのシンボルカラー。そして、ストレートとは、シスジェンダー(※)を指す言葉だ。
※身体的な性と性自認が一致している人
毎年6月は「プライド月間」とされ、世界各地でLGBTQ+への理解を深める活動が行われる。そんな中でのジェレミーの投稿は、「LGBTQ+の人々を侮辱(ぶじょく)するものだ」として大炎上したのだ。
ジェレミーはすぐさま問題となった投稿を削除したが、ジェレミーはその2日前、ツイッターに「人々は、家族を祝福する必要がある」「我々全員がいま存在している理由を、みんな知っているはずだ!この世代が美化しようとしているものなんて信じられない!」といった、意味深なつぶやきをしていた。
自身の投稿が炎上していることに気づいたジェレミーは、その後ツイッターを更新。「核家族を認めていることが攻撃的と取られるのか!私の発言で気分を害された方がいるのなら申し訳ない。そのような意図ではなかった。そこまで問題視されるほどの意見ではない」と釈明した。
そんなジェレミーは、ジャスティンが子どものころ、あまり子育てに関わっていなかったことはよく知られている。
そのため、ジェレミーの「家族を大切に」というツイートには、「あなたが家族のことを語るなんて、皮肉にも程がある」「この男が核家族について語るなんて、とても正気とは思えないんだけど」などと、批判的なコメントが寄せられている。