eスポーツスター、カレル・“ツイステン”・アシェンブレナーさんのTwitterより
チェコのeスポーツスター、カレル・“ツイステン”・アシェンブレナーさんが、自殺で亡くなったと所属チームのアシスタントコーチが明かした。ツイステンさんは19歳だった。
ツイステンさんは現地時間6月6日火曜日に「おやすみ」と最後のツイートをし、ソーシャルメディア上で380万ビューを集めた。
フランスのeスポーツ組織「Team Vitality」は、水曜日のツイートで、ツイステンさんが亡くなったことを発表。「私たちのValorantプレイヤーであるカレル・“ツイステン”・アシェンブレナーが昨晩亡くなったことを、皆さんと共有し、胸が張り裂けそうです」と声明に書いた。また「チーム・バイタリティ・オーガニゼーション全体がこのニュースに打ちのめされています」と続けている。
チーム・バイタリティは別のツイートで、メンタルヘルスの重要性を強調し、ソーシャルメディアユーザーにメンタルヘルス・ヨーロッパのウェブサイトを案内している。チーム・バイタリティのアシスタントコーチであるハリー・"ゴリラ"・メファムさんは、ツイッターで「今朝、私のもっとも親しい友人の一人で、まるで兄弟のように感じていた人が自ら命を絶ったという知らせで目が覚めました。今感じている悲しみや虚しさは、言葉では言い表せません」と心境を明かした。
「私は彼を愛していましたし、これからもずっとです。彼の好きだった番組からの引用と、私が落ち込んでいるときに彼がよく言っていた言葉を残しておこうと思う。『もし、あなたが意気消沈し、自分はどこか物足りないと感じているのなら、あなたのハートを燃え上がらせてください』。安らかに眠って、みんな愛しているよ」と締めくくった。
さかのぼること2月、ツイステンさんはうつ病や自傷行為との闘いについて率直に語り、精神科の病院に入院していたことを明かしていた。