そうした“余裕”の背景には、夫の会社の業績好調があると指摘されている。夫の高木氏は2013年に「ロピア」の2代目社長に就任し、当時の売上高501億円だった会社の拡大に努め、2022年2月期の売上高が約5倍の2469億円を記録するなど急成長させた。かつては関東中心にチェーン展開していたが、現在は関西、東海、九州にも進出して全国規模となり、さらには台湾出店で海外進出まで果たした。さらに、昨年夏には関東を中心にスーパーとホームセンターを展開するスーパーバリューを子会社化し、グループ売上高が単純合算で3000億円規模になると報じられた。

 つまり、加藤アナは「年商3000億円企業の社長夫人」であり、お金に不自由することはなさそうだ。となれば、復帰を焦って「週刊誌を使って話題づくりをしている」という可能性はほぼないだろう。また、加藤アナの所属事務所は石井亮次アナや谷原章介、篠原涼子、芳根京子らが所属する大手で、加藤アナが休んでいても十分な収益があるため、周囲から復帰を急かされることもないとみられる。

 だが、そうなると「このまま家庭に入って引退してしまうのでは」と心配になる。近年の女子アナの中でも人気と実力は別格でファンも多いだけに、いつかテレビに戻ってきてくれることを期待したい。