「ウェンズデー」
ネットフリックスの人気ドラマ「ウェンズデー」のシーズン2について、主演女優のジェナ・オルテガが語っている。
「ウェンズデー」は、1990年代に大ヒットした映画『アダムス・ファミリー』シリーズに登場する、頭脳明晰(めいせき)で皮肉屋のアダムス家の長女ウェンズデーの学園生活を描いたスピンオフドラマ。鬼才ティム・バートンが監督を務めた本作は、2022年11月に配信がスタートするや、全世界で大ヒットを記録した。
世界中のファンがシーズン2の配信を今か今かと待つ中、米Variety誌の「Actors on Actors」に登場したジェナは、最新シーズンについて言及。「私たちは、もう少しホラー要素に重点を置くことに決めた。だって、ヴァンパイアや狼男、超能力者が登場する愉快な番組だから、まじめに考えすぎたくないと思って」と述べ、ウェンズデーが恋愛に悩む描写はないことを明らかにした。
シーズン1では、ウェンズデーが、タイラー(演:ハンター・ドゥーハン)とゼイヴィア(演:パーシー・ハインズ・ホワイト)と“三角関係”に陥ったが、元々ジェナはこの設定に反対。あるインタビューでは「私はこの三角関係の設定に関して、一生懸命戦うつもりよ。だって、ウェンズデーの人柄的に三角関係にはならない」とも語っていた。
なお、シーズン2でジェナは主演だけでなく、プロデューサーという役割も担当。ジェナ本人はこれについて“自然な進歩”であると説明している。
「私たちはずっとたくさんのアイデアを提案してきたし、私は率先して行動する人間よ。何が起こっているのか知りたいの。ウェンズデーという、みんなに愛されている伝説的なキャラクターを正しく理解したかった。だから、可能な限りたくさんの会話をするよう試みた。撮影現場で、脚本家たちやティム(・バートン)と集まって、『オーケー。何がうまくいってて、何がうまくいってない』かを決めるの。それは自然でとても協力的なことだった」
「衣装や新キャラクター、脚本が見たいの。彼らは寛大にも私にプロデューサーという役割を与えてくれた」