「梅雨になるとジメジメして夜寝苦しい」、「カラダもだるい…。」「朝起きてもすっきりしない」と感じたことはありませんか?梅雨の時期に感じる睡眠の悩み、実は湿度に大きく関係しています。梅雨の時期のように湿度が高くなることで、睡眠の質が低下してしまう可能性があります。そんな梅雨の時期の湿度対策について解説していきます。

湿度とは

湿度とは、空気中に水蒸気が含まれる割合のことをいいます。同じ温度でも湿度が違いで体の感じ方も異なります。湿度が高いと「暑い」と感じ、湿度が低いと「寒い」と感じます。梅雨の時期の6月は78%、7月は80%も湿度は高くなります。

寝室の湿度対策

快適な室内湿度は湿度は50%が適切だと言われています。寝室の湿度を快適に保つために湿度対策に心がけましょう。寝具は、いつでも清潔に保つためには、通気性に優れた寝具を使いましょう。

①エアコンで湿度調節

エアコンは冷房に使うのではなく、除湿機能を使い、湿度を50~60%程度に設定しておくことで体を冷やし過ぎることなく、体感温度を下げることができます。エアコンのつけっぱなしはあまりおすすめできません。就寝前に2時間程度にタイマー設定するようにしましょう。

②寝具にこだわる

掛け布団

梅雨のジメジメした時期は、調湿機能に優れた羽毛布団を使うことで睡眠中の汗よってこまりやすい熱や湿気を解消してくれます。

敷き布団

睡眠中の熱や湿気は、背中の部分にこもりやすいので通気性に優れたシーツや敷きパッドなどを使用し、こまめに洗濯できるようにしましょう。

③日中、寝室の窓を開ける

晴れた日に寝室の空気を循環し、湿気を逃がしましょう。寝具にこもった湿気を逃すために布団や敷布団は外に干し、ベッドの場合は、マットレスを壁に立てかけておくだけでも溜まった湿気を逃してくれます。

天気のいい日などはついつい長時間布団を干してしまいがちですが、布団を干す時間の目安は、片面1~2時間。布団を干す頻度は、夏は1週間に1回程度がおすすめです。干す時間帯は、日の光が強い10時~14時頃までに干すようにしましょう

④布団乾燥機や除湿機を活用!

梅雨シーズンは、頻繁に外に布団をだしたり、窓を開けることができなくなります。そんな時は、除湿機を使って日中に湿度を調整することで寝室の湿気や寝具の湿気対策になります。

布団乾燥機を使って布団に溜まった水分を除去し、カビの繁殖も解消できます。