彼氏が優しすぎると、うれしい反面「本音で話してくれているのかな?」と不安になるときはありませんか? 女性は優しい男性が好きな傾向がありますが、それでも優しすぎる彼氏は、不安になるものですよね。 今回は、彼氏が優しすぎるときの本音と対処法を紹介します。
優しすぎる彼氏が何を考えているのかわからない!
優しすぎる彼氏って何を考えているのかわからないときがありませんか? 一見、優し過ぎる彼氏と聞くと、うらやましいという印象を持つかもしれませんが、案外そうでもありません。 優しすぎるのは優しすぎるので、不安になったりすることもあるんですよ。 付き合っていく中で、「これは怒られる」と思ったのに怒らない彼氏を見ると、「私のことどうでもいいの?」と思ってしまうシーンも多々あります。
優しすぎる彼氏、怒らない彼氏を持つ女性の多くの悩みは、「その心理や本音が分からない」「本当はどう思っているのかわからない」ということではないでしょうか。 今回は、そんな優しすぎる彼氏がなぜ、怒らないのか、その心理と本音、対処法について紹介していきます。
優しすぎる彼氏ってどんな人?
優しい男性は世の中たくさんいると思います。 でも、普通に性格が優しいだけでは、優しすぎるため不安になったり、女性が困惑したりすることは少ないですよね。 ここでいう優しすぎる彼氏というのは、明らかに怒るはずのところで怒らない、いつも彼女に優しい笑顔で対応してくれる、わがままを言っても度が過ぎても怒らないといった特徴があります。 その心理や本音が女性にとっては分かりづらく、最初は「優しい♡」と思ってうれしくても、時が経つにつれてどんどん不安になってきます。
極端な話、ほかの男性と歩いているところを見られても怒らない彼氏をどう思いますか? 普通は「あいつは誰だ!」とか「俺以外に好きな人ができたのか?」と怒るところでしょう。 むしろ、怒ってくれることで愛情を感じるシーンですよね。
でも、優しすぎる彼氏はこういったシーンでも怒らないのです。 そうなると、「優しい♡」と喜んでいる場合ではなく、「この人本当に私のことが好きなのかな?」と不安になってしまいますよね。 それが、「優しすぎる彼氏」に悩む女性たちの声なのです。
優しすぎる彼氏の心理とは?!
実は、優しすぎる彼氏と呼ばれている彼氏たちも、本当に怒らない性格なわけではありません。 心のそこではイラッとしていたり、怒っているという本音を持っているのに、優しすぎる彼氏を演じていることもよくあることです。 ではなぜ、優しすぎる彼氏たちは怒らないのでしょうか。 その理由は、彼氏の性格や恋愛経験などによって様々です。 パターン別に男性の心理、怒らない理由を紹介していきます。
優しすぎる彼氏の心理①怒るのが面倒
カップルの付き合い方として、女性は割と「ぶつかってでもいい関係を築いていきたい」と思う人も多いのではないでしょうか。 もし今ケンカすることになっても、雨降って地固まると思えば、お互い言いたいことを言い合った方がいい、そんな関係を求めている女性も少なくないはず。
ですが、忙しい彼氏や過去の彼女のヒステリックに嫌気がさしている彼氏などは、「自分が怒る=彼女は余計怒る=ケンカが長引く=面倒くさい、疲れる」という方程式を持っています。
結果、怒らないという結論に至るため、優しすぎる彼氏になってしまうのです。 これが、まず一つ目の怒らない優しすぎる彼氏の心理です。
特に、ヒステリックな女性と付き合ってきた男性の場合は、言い返せば言い返すほど、自分が感情的になればなるほど女性もヒステリーになり、面倒なことになりがちです。 「私のことを全然わかってくれていない!」と飛び出されたときには、「何も言わない方がいいか」となってしまうのです。 怒るのが面倒という理由で優しすぎる彼氏になっている男性は、こういった経験や理由から感情を殺しているといっても過言ではありません。
優しすぎる彼氏の心理②怒っていいのかわからない
恋愛経験の少ない男性によくありがちなのが、彼女としての振る舞いが、それで普通なのか怒らないのは自分が優しすぎるのか、判断がついていない場合があります。
自分の恋愛観を押し付けていいのかもわからず、例えば彼女が仲のいい男性も含んだグループで飲み会をし朝帰りをした、それに対して怒りを感じても、「…彼氏ができたからと言って、男友達とあそぶのはもしかして普通なのかな?」などと試行錯誤し、結果、「怒る自分がおかしいのか」と判断し、怒らないというケースです。
彼氏彼女がいる人間がどの程度まで異性との付き合いを許容するか、細かいところはカップルにもよるとは思いますが、ある程度のことは共通認識として持っていますよね。 泊まりはダメ、とか朝帰りはダメ、とか。 恋愛経験の少ない男性は、そういった判断が難しいという理由で、結果的に優しすぎる彼氏になってしまっているケースが多々あります。
優しすぎる彼氏の心理③怒り方が分からない
怒らない優しすぎる彼氏の中でも、本音で人とぶつかり合うことが苦手な彼氏の場合は、怒り方が分からないという心理を持っているパターンもあります。 心の中では怒っているけれど、怒り方が分からないということなので、決して怒っていないわけではないのです。 怒り方が分からない理由としては、「感情的になりたくない」「どんな言い方をしたらいいか分からない」「男である俺が怒ったら、女性にとっては怖いかもしれない」などといった理由があります。
彼氏の中でそのように考え、どうやって怒ればいいか考えている間に時間が経ってしまい、「怒らない優しすぎる彼氏」と認定されてしまうのです。 このパターンの場合は、彼氏としては怒っていないわけではないのに時間が過ぎて時効になってしまっているので、彼氏の中で知らず知らずのうちに不満がたまってしまうこともあります。 それが理由で、ある日突然爆発してしまうこともあるため、要注意が必要です。
優しすぎる彼氏の心理④優しさが男の美徳だと思っている
「オラオラ系」男子に憧れる女子がいる一方で、優しくてなんでも笑顔で許してくれそうな雰囲気の男性がモテる時代になってきましたよね。 イケメンと呼ばれる人気の俳優陣を見ても、女性の好みの変化に気づくことでしょう。 男性もその傾向を理解し、そのような優しい彼氏になろうとしているという理由が挙げられます。 女性に対しては何があっても怒らない、それが男らしさだという理由で、何があっても怒らず、笑顔で彼女に「どうしたの?」と言ってあげられる自分を作り出そうとしているんです。 それが結果的に、優しすぎる彼氏になってしまうというケースです。
こういった理由から優しすぎる彼氏になってしまっている場合は、逆にそれが女性を不安にさせてしまうということなどはみじんにも気が付いていません。 それが男だ、それが女性の求める男性像だと思い込んでしまっているからです。 そういった場合は、はっきりと「そんなんじゃ不安」と言わないと、一生続くといっても過言ではありません。
優しすぎる彼氏の心理⑤沸点が高い
優しすぎる彼氏に対して、彼女が「どうして彼はこんなに怒らないの?」と不安に思っている一方で、実はその優しすぎる彼氏は本当に怒っていないというケースもあります。 元々の性格がかなり温厚で、怒りの沸点が高いというパターンです。 彼女相手に限らず、何か怒っても良いようなシーンがあっても怒らないという特徴が挙げられます。
逆にこういった沸点が異様に高い性格の持ち主は、彼女が怒っていることに対して「そんなに怒ること?」と思ってしまうことがあります。 そのため、「どうして怒らないの?私のことどうでもいいの?」と不安をあらわにしても「どうしたの?なにがあったの?」と冷静に返され、感情論ではなかなかうまく話し合いが進まない傾向にあります。
優しすぎる彼氏の心理⑥余裕がある
年上男性や、長く付き合っている彼氏によくありがちなのが、「余裕がある」というパターンです。 女性がどんなに他の男友達と仲良さそうにしていても、嫉妬して怒るなんてことはなく、「あいつは最終的には俺がいないと生きていけないから~」などと言っているパターンです。 これも、表面上でみたら優しすぎる彼氏となります。
この余裕さが、余計に「私ばっかりが彼のことを好きみたい」と女性を不安にさせてしまう原因ともなります。
でも、この手の男性にとっては自分のことで不安になっている彼女を見るのが快感であるという特徴も持ち合わせている場合もあります。こんなカップルの場合は、惚れた弱みで彼女が付き合っていくケースが多いようです。 優しすぎる彼氏である反面、ちょっと俺様的な要素も持っているタイプですね。