キャサリン妃の弟のジェームズ・ミドルトン Photo: Flick Digital/Shutterstock
キャサリン皇太子妃の弟が、姉やその子どもたちへの思いを語っている。
このたび、エンタメゴシップ誌「OK Magazine」のインタビューに応じたキャサリン皇太子妃の弟ジェームズ・ミドルトンは、妃の子どもたちが犬と一緒に暮らしていることに言及した。
「彼らが、犬と一緒に暮らしていて、その生活を楽しんでいることがとてもうれしい」と語ると、「彼らの人生に犬の存在がある、それってとてもラッキーなことだと思う」と続けた。
ウィリアム皇太子一家が最初に飼った犬ルポは、ジェームズの愛犬エラが産んだ子だった。9年間家族として過ごしたルポだったが、残念ながら2021年に亡くなっている。
その後、ジェームズのもう1匹の愛犬ルナが子どもを産み、現在はオーラと名づけられて、ウィリアム皇太子一家の元に迎え入れられている。
ジェームズは、幼い頃から犬を飼いたかったものの、両親から許可を得られなかったという。
そのため、妃の子どもたちが小さな頃から犬と一緒に生活していることが、うらやましくも感じるそうだ。
そしてジェームズは、大きくなってから初めて飼った愛犬、ゴールデンレトリーバーのティリーについてふり返った。
「特に10代の頃は、愛しいティリーに癒し(いやし)を感じていた」と語ったジェームズは、「彼女は、当時のぼくのヒミツを全部知っていたよ。ぼくの好きな子のこと、成長するにつれて抱える悩み、他の人には言えなかった細かなこともすべてね」と愛犬と過ごした時間がとても充実したものであったことを明かしている。
そんなジェームズには、うつ病と闘った過去があり、当時は家族にも心を開くことができなかったという。
そんなとき、彼の心の拠(よ)り所となったとなったのが、飼い犬たちだった。
ジェームズは愛犬の存在について、「10分とか15分、外に出て新鮮な空気を吸うだけで、何に悩んでいたのか忘れることができる。ぼくの心は痛めつけられて、正常に機能しなくなっていた。でも、エラや他の犬たちと過ごしたそのわずかな休息が、意図せず助けになったんだ」と語っている。